味噌汁リバーシブル
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フライト武士道

『アテンションプリーズ』 機内に私の声が響き渡る。私はミカ!長年の夢が叶ってスチュワーデスになったの!
「すいません!コーヒー」 乗客の声が響いた

私は急いで機内を駆け抜けた


ドンッ


「キャッ…」 「ダルビッシュ!」

私は通路で男性とぶつかった

「大丈夫かい?俺はヒロシ!カリスマ美容師のカリスマと呼ばれているよ!最近彼女に先立たれたんだ!」

とタカヒロは言った。


私が「できたら付き合いたいけど付き合っている時間が勿体ないから結婚しましょう」と言い終わらないうちに、むしろまだ言ってさえもいないうちにタカヒロは続けた

「でも僕はあと寿命が3日なんだ!結婚しよう」


タカシは爆発した。


私は大切な人を失った…

でも私の心のなかに彼はずっといる

お雑煮エンジニア

お雑煮が大嫌いだった。
お正月はずっとずっとお雑煮だった。
同じ物
同じ味
カレーは食べれても、お雑煮は無理だった。
でも楽しみもあった。

「ケンちゃんあーそーぼ!」

毎日同じセリフ同じ時間
りか姉はやってきた。

だけどなんで
嫌じゃなかったんだろう


「ケンちゃんご飯だよー!たかしもつれてきてー」

同じセリフを同じ時間
りか姉は言う。


そしてたかしも同じセリフを言った






「ママーまたお雑煮なの?」

たんぽぽエグゼクティブ

僕はたんぽぽが好きだ。
白くてほわほわしていて、ふわっと空に舞い上がる。
彼らは限り無く自由で、本当に無邪気だ。

ゆり姉ちゃんが小さいときに、僕にいつもたんぽぽをくれた。

「一緒に吹こう 」

ゆり姉ちゃんはいつも楽しそうだった。




「ねぇ、パパ! たんぽぽ!」

彼女はたんぽぽのような女性だった。
白くてほわほわしていて、太陽の香りがした。


君の残してくれた綿毛も
限り無く自由で、本当に無邪気だ。


ふわりとたんぽぽが空に舞った