新海苔のシーズンなので
荒木海苔店さんにオーガニック(無酸処理)海苔を追加注文しました。
三重県桑名産のこの海苔は
活性酸処理を行わずに育てられており
訳あり品(不揃い、穴や破れあり)だけど、十分すぎるほど美味しく
40枚入りメール便送料無料 \2,160 なので
海苔好きわが家には大助かり。
定期的にネット購入しています。
DMやチラシ在中なしのシンプル配送も手間が省けて良い↓
海苔の酸処理とは
海苔を養殖する網ごと酸性の液に浸し、再び海に戻す方法で
ほとんどの海苔がこの酸処理を施す「浮流し法」で養殖されているそうです。
この方法だと海苔の成長を優先させ、他の藻類が混じることを防いだり、
病原菌を死滅させることができる等で生産性が上がるため
現在はこの酸処理を行って海苔を育てている生産者がほとんどだそう。
酸処理は人体や海洋に影響あるのか?
海苔を漬ける酸液は主にクエン酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸などの有機酸を使い、
農産物で言うところの農薬のような毒性のある薬品類は使われておらず、
人体や海洋への悪影響はない、と言われていますが、確かなデータは取っておらず
義務化もされていないので実態はつかめていないのが実情のようです。
ただ、酸処理剤の影響でエビや貝類など、他の海産物の漁獲高が激減したり
実際に組合が裁判を起こした事例もあるらしく
やはり海洋には少なからず影響がありそうです。
人体にも言わずもがな、と個人的には思っています。
国産でもほとんどが「酸処理」海苔
国産というとなんだか安心ですが
国内生産の海苔の 95 %以上は酸処理で養殖されたものだそうです。
オーガニック(無酸処理)海苔の「やさしい海苔」の生産地、三重県桑名では
漁協の方針として(←素晴らしい!)
酸処理を行わない取り組みでがんばっておられるそうで
こういった生産者の方もわずかながらいらっしゃるのですね。
手がかかる方法で育てて下さって、本当に頭が下がる思いです。
農家さんや漁業さんを応援したい
「まさか、そんなことあるわけないでしょう」
そんなことが最近政府や企業、組織ぐるみで行われていることが多々あるように感じています。
情報が公平に、正しく公開されているならば
私たちはもちろん正しい方、環境や自分たちに負担の少ない方を選ぶと思うのです。
でも実際は知らされてない。
ワクチンしかり。
私たちは知らないうちに住み辛い生き方への手助けをさせられているのかもしれませんね。
生産者の方々の努力もさることながら、
私たち消費者も、ただ受け取るだけでなく知る努力を怠ってはいけない。
知った上で、尽力されている生産者さんから意識的に購入するなどして
微力なりとも応援したいと思います。
飼い猫のくるみたんも海苔が大好き。
カサカサという小さい音を聞きつけて、すっ飛んできます。
「なによ?」