群馬県太田市 冠稲荷(かんむりいなり)神社 | たそがれ夕空に一番星ひとつ

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★★★★★★★★40代手前で出産。その娘も15歳に、私も55歳になりました。怒濤の高齢育児の後、実母の同居・介護を経て、92歳で見送ることができました。娘の高校受験も一区切りついた今年は自分のことしたいな♪その時々に書きとめておきたいことetc、日々の生活備忘録。

 

家庭内サークル「ごしゅいんレディース」

(※会員は私と娘の2名・活動不定期)

 

令和元年のラストスパートで

もう一社ご朱印を頂きに行こう!と娘が言うので

群馬県太田市の冠稲荷神社へ。

 

 

ちょっと天気が心配だったけど、思い立ったが吉日!

折りたたみ傘をリュックに詰めて、さあ出発~。

 

途中特急を利用しつつ、

最寄り駅の東武伊勢崎線「細谷駅」に下車。

 

東武鉄道「りょうもう13号」↓

 

 

 

 

小さな駅でした↓

 

 

 

駅から国道沿いに10分程歩くと、こんもりとした神社の鎮守が見えてきました。

 

 

冠稲荷神社には「四方鳥居」と呼ばれる、東西南北に鳥居がそれぞれ配置されており、

各鳥居を全てくぐると魔除けの効験が一層あらたかになるそうなので、

全部くぐってこようと思います!

 

 

神社に到着し、最初に目に入ったのは一番大きな「甲大鳥居(きのえおおとりい)」↓

 

 

 

 

人物と比べるとその大きさがよく分かります!

高さ12.5m、幅18m の朱塗りの稲荷鳥居で、規模・量感ともに県下有数と言われている大鳥居です。

 

 

大鳥居のすぐ右側には「東鳥居」があり↓

こちらも結構な大きさなので

ツインで並んでいるとドドーンと、とても迫力がありました。

 

 

 

どの鳥居から入ろうか悩みますが、

神様に参拝するのだから正面の参道から入ろう、と娘と相談の結果、

拝殿前まっすぐにのびている「南鳥居」から境内に入りました。

 

 

道なりにぐるっと回って、南鳥居に到着↓

 

 

最初の鳥居に比べると小ぶりですが、朱色でこちらもとても綺麗な鳥居でした。

ここはタモリさんの『ブラタモリ』で放送されたことで有名だそうですよ。

 

 

南鳥居から

真っ直ぐな参道を進んでいくと↓

 

 

拝殿が見えてきました↓

 

 

手前の手水舎で手と口を清めましょう↓

 

 

こちらの手水舎はなんと御神水だそうで

厄除に御利益があるので、手に御聖水を汲んでゴクゴク頂いてきました!

 

 

 

 

冠稲荷神社の拝殿です!↓

 

【冠稲荷神社】

伏見稲荷大社の御分霊を鎮祭したとされる、日本七社の1つ。

 

【主祭神】

・宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)
・太田神(おおたのかみ)
・大宮能売神(おおみやのめのかみ)
・少彦名神(すくなひこなのかみ)
・菅原道眞公(すがわらのみちざねこう)
・素盞鳴神(すさのおのかみ)
・天照大御神(あまてらすすめおおみかみ)など多くの主祭神が鎮座。

 

【ご利益】

開運・厄除・ 全ての邪悪・邪気を除く

 

 

 

左右には狛狐様が鎮座↓

 

 

 

 

拝殿はお稲荷様だけあって、カラフルでとても賑やか。

正面上には白龍(白蛇?)などの彫刻が施されていて、とてもきれいです。

なぜかシカの剥製がありました↓

 

 

右脇に子供用の「かいうんすず」があったので

ここでも鈴を鳴らす娘↓

 

 

とても良い雰囲気の境内↓

 

 

 

拝殿左手に、境内の参拝順路が書かれていたので

その通りに進んで行こうと思います↓

 

 

 

 

 

次は、拝殿裏にある冠稲荷本殿へ↓

 

 

本殿の西・東・北の壁面には

中国の漢書や故事に由来する極彩色の彫刻がびっしりと施されていて、目にも鮮やか。

とても手の込んだ作りです。

元禄文化の粋を集めた貴重な建造物で、拝殿ともに市の重要文化財だそう。

 

 

 

 

 

 

 

南鳥居からの参道途中に「実咲社(みさきしゃ)」があります↓

縁結びや子宝・安産・子育て等のご神徳を頂けます。

 

 

な~んて可愛いらしい神社♪↓

 

 

安産狐や子宝狐、縁結び狐、子育て(初宮七五三)狐、

健康と諸願成就は実狐(みのるきつね)と咲狐(さききつね)・・と

それぞれ得意分野の狐さんに祈願できます。

 

 

 

 

冠稲荷神社は境内の紅葉の美しさでも有名ですが

今日はすでに12月下旬。

紅葉の時期は諦めていたのに

見てください、このもみじの美しいこと!↓

 

 

 

 

 

シーズン中はさらにきれいでしょうね。

ちょっとでも鑑賞できてラッキーでした♪

 

 

 

 

他にも、境内には摂社がたくさんお祀りされていました。

 

 

【七福神殿】↓

 

 

大きな絵馬の中に七福神がいらっしゃる面白い構図の彫刻です↓

開運招福のご利益あり。

 

 

 

【いなり白狐社(びゃっこしゃ)】↓

白狐を納めることができる社です。

 

 

 

 

夥しい数の白狐さまが奉納されていました↓

 

 

 

 

【聖天宮(しょうてんぐう)】↓市の重要文化財。

 

 

伊邪那岐神(イザナギノカミ)と伊邪那美神(イザナミノ カミ)の夫婦神をお祀りし、
夫婦和合・親子和合・災難除と、珍しくストーカー除の社でもあります。

 

 

左手奥へ進むと、悪縁を断ち切ることができる

『悪縁断大鈴 古墳磐座(あくえんだちのおおすず こふんいわくら)』があるので↓

 

 

断ち切りたい災いや悪縁を強く祈念しながら、大鈴を振り鳴らすと
音霊が地中の古墳磐座へ届き、悪縁を断ってくれるそうです!

 

 

 

 

 

 

個人的に、できれば距離を置きたい案件があったので

思い切り、悪縁断ちの大鈴を振って祈願してきました!

きっとこれで大丈夫でしょう!(と願う) v(^^)v

 

 

あるいは良い縁を結ぶことにより

悪縁は断ちやすくなるので、

縁結びにご利益のある、先の「実咲社」とセットで参拝すれば

良縁を得やすくなること間違いなし!だそうですよ♪

 

 

社務所で御朱印を頂きました↓

 

 

 

社務所の前の小ぶりな建物は↑なんと、おみくじ専用の小部屋でした!

屋根と壁があるので寒さを感じることなく

ゆっくりおみくじを見ることができます。

 

 

 

おみくじの種類も多くてびっくり~↓

 

 

 

境内中央にあるボケの木↓

「冠稲荷の木瓜(ボケ)」と言って、県の天然記念物に指定されている樹齢400年の木。

 

 

その昔、子供ができずに悩んでいた女性が、修験者に授かったボケの実を食べた所、

良縁と子宝に恵まれた、という子宝伝説があるのだとか。

 

320余りの株が叢生する大きなボケの木で

冬場の今は枝だけですが

開花最盛期には緋紅色でこんな感じに咲くらしいです↓

う、美しい~。

©冠稲荷神社

 

3~4月には花まつりも開催されるので

南鳥居の参道両側の桜と一緒に、この時期花見に来るのも良いかもしれませんね♪

 

 

 

さて、冠稲荷神社はライトアップが見どころ、と聞いていたので

ちょっと一休みして夕暮れを待ちたいと思います。

 

すっかり冷えてきたので

併設されているティアラグリーンパレスのカフェで一休み↓

 

 

ここは冠稲荷神社の神前結婚式場だそうです↓

 

 

小腹がすいたので、カレーセットを注文↓

 

飲み物もつきました↓

 

 

メニュー数は少ないですが

神社のまわりにお店がなかったので、暖かくてきれいなお店、ありがたかったです。

 

 

 

17時頃に店を出ると、境内は明かりが灯りはじめていました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

何て言いますか・・ものすごく幻想的で

今にもキツネが「こん!」と言いながら出てきそうな雰囲気なんです。

「雅(みやび)」っぽいというか、「艶」っぽいと言うか・・

 

もしかしたら、ここ冠稲荷神社は

日の下で見るよりもライトアップされた薄墨~夜の方が美しいのかも。

 

今日は午後に来て参拝し、夕方以降の神社も見れて大正解!でした!

 

 

 

17時過ぎにはすっかり暗くなり、ライトアップが映えます!

 

 

「甲大鳥居(きのえおおとりい)」も昼間とはまた別の雰囲気↓

 

 

帰りは「戌亥(いぬい)鳥居」を抜けて駅へ向かい帰路へ。

これで冠稲荷神社の「四方鳥居」、すべて無事くぐることができました♪

 

 

 

 

 

お土産は、神社併設のティアラグリーンパレスの人気商品、『ぱいしゅ~』↓

美味しかったです!

 

 

冠稲荷神社の御朱印↓

 

通常文字と丸文字があり、

それぞれ対応不可の日もあるので、事前に神社サイト等で要確認のこと。

 

 

 

 

 


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