大好きだった祖母に会いたくて。
どんなに願っても今世では会えない人。
私は祖母に似ていたのかもしれない。
自分ではわからないのだけど
母はいつも私に言った。
「 あんたはおばあちゃんにそっくり 」
と。
それを聞くたびに、どう反応していいのか困った。
そこには嫌悪があったから。
祖母と母は仲が悪かった。(嫁と姑)
私には妹と弟がいるけど
私が1番、祖母の血を濃くひいていたようだ。
祖母は古い家柄の一人娘。
祖父は婿養子だった。
夫婦の折り合いは悪く
敷地内の別宅に祖母は住んでいた。
私が小学生の頃、私は祖母とその別宅で寝起きをしていた。
祖母も私を可愛がってくれた。
そこでは私が私でいられたのだと思う。
小さな頃から
人が気にならないことが気になった。
そんな私に祖母は、安心をくれた。
その頃の記憶があまり無いので、よく分からないけど
たまらなく人間が嫌いだった。
それ以上に、そんな事を思う自分が世界で一番嫌いだった。
いつしか、私は自分を出来損ないのポンコツだと思うようになる。
そう思う事で、私は安堵した。
出来損ないで、ポンコツだから仕方ない。
あっちの人とは違うという事をわきまえろ…
と。
でも、今の私には愛する夫と子供たちがいる。
人生、何が起こるか分からないもんだ!
それでも、お盆が近づくと祖母に会いたくて泣くのだ。
その衝動は突然降ってくる。
ふっと、空白の時間ができると
そこは祖母への想いでいっぱいになる。
祖母に心配をかけてはいけないと思うのだけど
不甲斐ない自分で、ごめんね…
と泣く。
泣く、泣く、泣く…
しかし、今年の私はちょっと違う、泣かない!
祖母と会話をして
祖母の温もりを感じて
愛の深さを知る。
そのやりとりをすることで
祖母を近くに感じ、安心する。
祖母からは心配ではなく、愛しか感じない。
それが嬉しい。
やっとここまで来た。
おばあちゃん、ありがとう
大好き✨
こんな穏やかなお盆は初めてだよ〜。