この家を建てる7年前までの11年間は ずっと社宅に住んでました。
最初 新婚当初は 長屋風の二軒繋がった平屋。
実家のある市内のなかでも 住所に字あざが付く程に僻地にある場所でした。
一度 遊びに来た妹からは、お化け屋敷みたいだから もう来ないわ(笑)と言われるくらい 古ぼけた社宅でした。
住んで4ヶ月で 転勤が決まり 今となっては 薄ぼんやりな記憶しかない。
ただ、入居前に 母と一緒に あーでもないこーでもないとたわいも無い話しをしながら 楽しく念入りに掃除をしたのが 思い出かなぁ。
ままごとみたいな、部屋だったわ\(//∇//)\笑
釧路へ妊娠4ヶ月の頃 寒い2月に引っ越し。
初めて 生まれ育った地元から離れた時でした。
不安だったぁ~。
だってさぁ~
会社から渡された社宅の間取り図には、なんとなんと
お風呂がない(((;꒪ꈊ꒪;)))
そんなことって、
あるのかよ~_| ̄|○
生まれた時から 自宅には内風呂がありました。銭湯にも数えるほどしか行ったことないわたし…。
しかも、妊婦。この身体を人様に晒すの?
本当に嫌で嫌で。
新千歳空港から釧路行きの飛行機に乗り 出発(なんで、北海道内なのに、飛行機?と思いつつ会社に従いました笑)
あの時の超絶不安な思い…今振り返ると あの時代良かったなって思います。
あっ!でもでも、昭和30,40年代の話じゃないですから。
平成10年頃の話しね。
釧路に着いて その日はホテルに泊まり、お風呂入り納め気分で入浴したことを覚えています…。
社宅はね、思いの外 長屋よりも使いやすそうという印象。お風呂以外は。
当時 釧路の社宅制度みたいなので、年功序列で、風呂あり風呂なしが決まっていたの。
あの頃、9棟から10棟くらい いわゆる団地的なアパートがあったよ。
イメージ的にこんな感じ。画像お借りしました。
で、まだまだ、ペーペーなオットは 当然風呂ありは与えられませんでした。
お風呂なかったら、どうすんのよ~って?
共同風呂ってのがありました。
引っ越し当日 社宅の鍵と一緒に共同風呂パスをもらいました。(これがあると15時から22時まで無料で入れる。OBOGのおじいさんおばあさんもたくさん来てました)
共同風呂デビューは 一週間くらい経ってから 勇気を振り絞り行きましたよ。
その間は、勇気がなくて 銭湯に通ったの。
まだ、20代のわたし。見ず知らずですが、社宅の共同風呂ってことは 会社の方々がほとんど…勇気要りましたよ(笑)
行ってみたら、本当に広い昔ながらの銭湯と変わりません。
脱衣所には赤ちゃんベッドが5台も並び、赤ちゃんを連れた若いお母さんが何人も。
なんか、めちゃくちゃ安心しました。
私だけじゃないんだー。って。
みなさん、地元の方が多かったですが、楽しそうにお風呂に来てました。
それからは、共同風呂が休みの木曜日以外は毎日行きました。
長くなったんで、このへんで。
また、気が向いたら②を書きたいとおもいます(笑)
お付き合いありがとうございました。