イジメは無くせるのか | のほほんいこう

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トホホな日常をのほほ~んと綴りたくて始めたブログですが。娘2人の不登校や父の末期癌や母の大動脈解離などいろいろありました。40代から始めて今や還暦過ぎ。長い長い自分の記録になりました。ボケ防止だと思って書いてます。

イジメというデリケートな問題について書くには、つらい気持ちと、とまどいが多く、書きかけては消して、逡巡して時が過ぎていきました。

まず言いたいのは、たとえ、どんな理由があろうと、イジメという行為は、許されないということです。

福島県の会津では、什の教えの1つ
「ならぬことはならぬものです」
があります。

イジメというと、軽いイタズラのように聞こえますが、多くは「犯罪行為」です。

例えば、相手に当たらないように、足元に石を投げつけても 恐喝になるのです。
言葉による脅しや、強要、金品の要求、持ち物を壊されたり捨てられたり、汚されたり、すべて犯罪です。

法律に詳しくないので、正式な罪名等はわかりませんが、仲間外れや無視なども、精神的な傷害行為に当たるはずです。

絶対にやってはいけないのです。

イジメられると、恥ずかしい気がして、隠そうとしてしまいがちですが、隠さない勇気が大切です。

よく「やり返せ」という人がいますが、あまりよい解決策ではありません。

解決策については、後でいくつか、例をあげていきたいと思います。

ただ、イジメはおそらく無くならないでしょう。


世の中、イジメだらけです。意地悪な人はどこにでもいます。
ツイッターを見ても、個人名が特定されないと思うのか、人を傷つける書き込みをして喜ぶ人は、あふれるほどいます。

東日本大震災に伴う福島原発の事故についても、日本じゅうに心を痛め、心配し、支援しようとしてくれる人がいた反面、
ざまあみろ、福島じゃなくて良かった、汚染された福島なんて無くしてしまえ、おまえらはみんな被爆して死ぬんだ、そう言う人もたくさんいました。


他人の痛み、苦しみを、我が事のように思いやれる、助けたい、力になりたい、そう感じるたくさんの人々。

反対に、他人の痛みや苦しみを、喜び笑う人々もまた、大勢いる現実。

おそらく、原始の社会では人類が生き残るためには、他人を騙して、蹴落としてでも食糧を得ることや、戦い奪い、相手を倒すことで生き残って来たことが、DNAに刻み込まれているのかも知れません。


不登校や引きこもりもまた、生き残るために身に付けて来た方法かも知れないなと思います。

あらゆる身の危険から身を守るため、洞窟の奥深くや、森の中、山の中、じっと隠れていることで、生き残って来た祖先もいたでしょう。

イジメという禍を、うまく回避して、生き残って行きましょう。

なんとかなるから、きっと、大丈夫だからね。