スーパーの駐車場で母が誰かと立ち話
亡くなった私の父の同級生と その奥さんだった
運転免許を返納したという話
え?ということは?
その老夫婦を連れて車を運転して来た人は
もしや?
と思ってまじまじと顔を見たら
私の同級生でした。
何十年ぶりで、お互い誰だかわからず(笑)
年寄りたちが立ち話しなければ
同級生だって気がつかなかったよ
中学と高校が同じで
私と違って彼女は優秀で学年トップクラス
東京の日赤看護学校に推薦で行った覚えがある
高校卒業以来だもの
わからないはずだわ
お互い年をとった
そしてお互い親を買い物に連れて来た (介護)
彼女は遠くから通って世話をしているらしい
私は近いけど
近くなら近いなりの大変さが
遠いなら遠いなりの大変さが
これ↑伊藤比呂美さんの本「閉経記」にも
同じことが書いてあったよ
少し前の世代の女たちは 閉経の頃には
もうそろそろ親が亡くなる時期だった
私たち世代は 自分もまた老化してゆく体で
まだまだ その親世代の世話をしているのだ
結婚した人もしなかった人も
子供がいる人もいない人も
みんな老い衰えを感じる体で
さらに老い衰えた親の世話をしているのだ
超高齢化社会を生きる今の私たちが
そういう経験をする初めての世代なのだ
みんな そこそこ頑張ろうね
自分も年なんだから無理しないでね