「たそがれてゆく子さん」を読んだ
その前に書かれた本↓今度はこれを読んだ
(貧乏なのでBOOK・OFFで)
やっと見つけて、大事に大事に噛みしめて読んだ
別に閉経について書かれているわけじゃない
この時期の「漢」おんなの話だ
あはは、わかる、あたしもだ(笑)
そうやって最後まで読んできて
最後のページでまんまと泣かされた
悲しいとかじゃなくて
ただ親近感で泣いた
いや、共感してもらって仲間と言ってくれて
ありがとうm(_ _)mと思ったら😢😢😢
「良いおっぱい悪いおっぱい」
「おなか、ほっぺ、おしり」
昔、この本に励まされ、赤ん坊を3人育てた
大人になった子供のこと、娘の結婚
夫のこと、老いた親のこと
実家の後片付けのこと
気がつけば私もまた満身創痍だったのだ!
それでも、朝になれば起きて
また1日1日どうにかこうにか生きている
「まだ会っていない読者も、ひとりびとりがみんなあたしの女友達だ。声が届きますやうに。」
これが最後の二文だ。(本文引用)
込み上げる嗚咽、流れる涙。
寝たきりで痴ほう症のお母さんの所へ通い
熊本で1人暮らしのお父さんの所へ通い
3人の子供の母親で
頑固で偏屈な(ごめんなさい)夫君がいて
そんな伊藤比呂美さんの本は
私の気持ちそのまんまで
「ぼろぼろになって疲れはてて、それなのに朝が来れば、やおら立ち上がって仕事に出て行く。ふだんは自分が傷ついていることなんか気づいてもいない。」(本文引用)
私も実家の後片付けをしたのです
心は血まみれの傷だらけだったことに
この本を読んで気がついたのです
私はまだ道半ばだけど
どうにか頑張れそうです
声が 確かに届いたから