愛知県で一人暮らしの姉がアルツハイマーに。

 

姉の息子家族が近くに引っ越してきて世話をしてくれていた。

孫たちに会うのが楽しみだった姉のサッチャン。

 

しかし、息子家族は転勤で東北へ。

一人ぼっちの淋しさに耐え切れず私に電話をしてくるようになった。

 

「さびしい」「さびしい」と電話の向こう。すすり泣く声。

そのたびに励ました。

 

私の仕事は他の人々の人生に関わり、助けになること。

 

自分の姉妹を手助けせず、他者の手助けをするのは本来のあるべき姿勢ではないと心に強い思いが沸き上がる。

 

姉に「近くに引っ越して来ない」と聞くと「えー良いの?」との問い。「もちろん」と答えると。喜んで言葉につまり、涙声に。

 

一宮市の市役所に2度足を運び手続等を済ませ、知人の4tトラックをお借りして兵庫から迎えに行った。

姉の長男と私の他の3人の兄弟たちも仕事の都合をつけて遠くから手助けに来てくれた。

 

幸い我が家から徒歩2分ほどの駅に近いきれいなアパートが借りれた。

 

しかし、認知症の人にとって、環境の急変は症状悪化につながるとのことで。一抹の不安を抱えつつ引っ越し決行。

 

この後さまざまな出来事が待ち受けていた。