令和5年(2023年)7月10日  第621回

5月以来、連絡の無かったOさんから、マアジャンのメンツが欠けたので、急遽、ピンチヒッターを頼まれた。 12月以来である。 -1で、卓代と飲食が殆どタダで遊ばせて貰った。 メンバーのもう一人のOさんが、もう丸3年も使っていないこっちのゴルフ道具が欲しいというので、次の日、ゴルフバック毎、譲って上げた。 Oさんから新刊4冊を借用、呉勝浩「爆弾」、月村了衛「香港警察東京分室」、誉田哲也「ジウ X」、堂場瞬一「デモクラシー」である。 更に文庫本1冊も購入、佐伯泰英「柳橋のさくら ②あだ討ち」(書き下ろし)、即、読了した。 図書館にも3冊御用意出来ました、とメモがあるので期限ギリギリに行こうと思う。

 

PGAは、小平智、桂川有人、大西魁斗の3人、予選通過は桂川と小平。 ・・・結果は、桂川26位(58千$)、小平57位だった。

 

LPGAはメジャー戦、全米女子オープンの日本人エントリーはアマも含めて史上最多の22人だと言う。  畑岡奈佐がトップで予選通過、古江彩佳、木下彩、笹生優花、西郷真央、岩井千怜、三ヶ島かな、川崎春花、佐藤心結、野村敏京、勝みなみ等々、11人が予選通過した。 決勝一日目、畑岡がトップに立った、優勝を期待しよう。 ・・・残念、畑岡はtoday+4と崩れて4位(482千$)、2位だった米国人に逆転された。 古江が6位(369千$)に喰い込んだ。 笹生20位(106千$)以下、アトは下位に沈んだ。

 

欧州ツアーはデンマークで、星野陸也、久常涼、川村昌弘、岩崎亜久竜、比嘉一貴の5人、久常と比嘉だけが予選通過。 ・・・結果は、久常8位(70千€)、比嘉62位だった。 

 

女子プロ第19戦は、札幌で開催。 道産子が12人もいる。 予選2日間を同組で回った道産子3人組が見事にトップスリーで予選通過した。 1位菊池絵里香、2位が小祝さくらと宮澤美咲、こんな快挙は初めてであろう。 そして決勝1日目も同じ3人で廻り、更に、見事、最終日も同じ3人が回るような事になって、初日から4日間も同じ顔ぶれで回るという史上初の出来事になった。 道産子は他に、内田ことこ、吉本ここね、アマの河上宮南子が予選通過した。 丁度半分である。

・・・小祝が初の地元優勝(1,800万円)、天晴れ!菊池が2位、宮澤5位だった。 これで17勝2敗、後半戦がますます楽しみである。

 

日ハムが苦戦していて、5位に転落した。 活躍してきた投手陣に疲れが出ているように思うが、攻撃陣が頼りない。 1点差の負けが多いのは全て攻撃陣の責任である。 夏場にへばる投手陣をカバーしないとまた最下位になるぞ!と、激を入れたい。 

 

 

佐川光晴「猫にならって」(単行本2023年 図書館から借用)

・・ならって、の意は、習ってであった。

メス猫のさかりは10日程続き、その間に何匹ものオス猫と交尾するので、同じ腹から生まれたきょうだいでも模様がまるでちがうことが多い。 今回も、4匹の内、二匹は同じキジトラ(茶色の地に黒の縞が入っている、オスとメス)、一匹は三毛(メス)、もう一匹は黒猫(メス)だった。 オスはチビと名付けたが流石にすばしっこくて喧嘩早やかった。 猫は成長がとても早い、猫は春に生まれて秋には子を産むメスもいるから、早々に、避妊処置をしなければならない。

・・・昭和36年、初産を控えた芳子・24才、夫は3才上の岸川典光、法律事務所に勤める弁護士である。 芳子の父は伊藤久三、旅行会社を営んでいる。 七つ下の母・伊予は、芳子6才の時に病死した。 お手伝いのトシさんが、ミーコが産んだ子猫4匹を甲斐甲斐しく世話を焼いていた。 そして4匹が貰われて行った。 芳子が12才の時、父の後添いとなった志津子さんと反りが合わず、トシさんは暇を貰って、ミーコ共々出て行った。 芳子の11才上の姉・明子、7才上の兄・満も、志津子と反りが合わず、行き来がなかった。 ・・・芳子は陣痛が始まった時、目の前でミーコが4匹の子猫を産み落とした雄姿を思い浮かべて、→見ていなさい、私だって立派に産んで見せるから、お母さんどうか見守って下さい、と決意して、亡き母に祈った。

(ここ迄、全八話311ページの内、第一話ミーコのおしえ、22ページまで。 続きはまた)

 

(ここ迄、僅か、約1,800字)

 

令和5年7月10日(月)