令和の男選びの基準

ひとつのテーマに打ちこむ男を選ぶ というのは令和の男選びの常識だ。打ちこむものを持たない男と付き合っている暇はない。「情熱を傾けるテーマ」を持つということは、健全な精神の証なのだ。そういう男の多くは既に小学中学生頃にはラグビーだの柔道だの、ひとつのテーマに情熱を注ぐライフスタイルをスタートしている。そして中途半端に放り出したりせず続けるうち、良き指導者や仲間やライバルに恵まれ、いつしか「自分にはこれしかない」と自負するライフスタイルになる。彼らは決して、打ちこむものを探し彷徨ったりせず、継続することに集中力を注いできたのである。

何でもそうだが、継続しないことには旨味も深味もわからない。特にやり始めの頃というのはキツく、嫌なこともたくさんあるもので、そういうものをいくつも「乗り越えて」いくうち、随分後になってようやく、(自分が打ちこむテーマは)これだったんだ、と気づくのである。精神科医としてくれぐれも言うが、やりたいことは探すものじゃない。七転び八起き、七転八倒しながら続けていくうち、ずいぶん後になって気付くものなのである。