日に日に寒くなって参りましたね。
あっという間に今年も後2ヶ月切りました。
お茶も冬の準備。
11月の最初は風炉が炉に変わる炉開きです。
こちら生徒側は、「わあ、変わったわ~。」とのんびりしてますが
先生はそうは行きませんね。
ご準備が。
待ち合いには今年の干支
鏡文字になっています。
中に入りますと「看よ脚下」
自分の足元をよく見なさい。と。
皆さんが着座すると
挨拶があり、さっそく炭手前です。
この後、御名炭で火は赤々してますが
写真ではわかりませんね。
火がおきている間に点心を頂きます。
中を開けると
こんな感じです。
奥の小鉢はなますですが、
大根と柿の組み合わせ。
見えませんがイクラも入ってました。
椀物です。
いつも具沢山。
車麩も良かったです。
こちらは八寸。
また言い訳ですが
流れを止めないよ急いで撮るのでボケてるの多くてスミマセン。栗美味しかった。
カメラをむけると必要以上にうつむく皆さん。お話しながら楽しく頂いてます。
食事を頂くとお菓子。
炉開きで必ず頂く「いのこもち」
餡が滑らかで大好きです。
この後一度退席します。
席を改めて頂きまた入ります。
お床はお花に変わり壺も紐の結びが変わります。
お花は「ツワブキ」
花入れに合いますね。
お花も調度良い大きさ。
本日の御棚。
水指にも馬がいます。
今年の名残ですね。
御棚は千歳棚といいます。
横から見ると
なんかボケてますが、
「千」の字に見えませんか?
茶碗は赤楽です。
少し薄い赤で上品ですね。
濃茶を頂いたあとは薄茶。
まずはお菓子。
タバコ盆も並べていますが
普通はタバコ盆をよけてから
菓子器を頂きます。
前にある菓子は
飴なので
食べるとねちゃーっと伸び
結構時間がかかります。
長野のお土産です。
さぁ薄茶。
とても幻想的なお茶碗ですが
よく撮れてませんね
残念。
さぁこれで気分も炉になりましたか?
しっかり思い出しましょう。
ゆき