'87豊川稲荷開運記念乗車券(昭和62年・1987年) | 記念切符あれこれ

記念切符あれこれ

亡き父が集めていた記念切符、実家からもらい受けたものの、箱に入ったまま納戸にしまい込み10数年、あまりにも雑多に入っているので、少し整理をしようと思い立ち、それならブログに写真を貼ったら一覧代わりにになっていいかも・・・と思い、少しずつ記録することにしました。

番外編で上げようか悩んだのですが、発売元が「豊橋鉄道」なので、通常版にします。
大きさは名刺より、ほんの一回り大きいくらいです。

3セットありましたので、表裏一気に撮ってみました。
通し番号は「003786-003788」。(固有証明できる通し番号の大事さを最近痛感してるので)
右側の上に書いてあるマークが、いつもの豊橋鉄道のマークと違う・・・と思って調べたら
どうも豊川稲荷のマークのようで・・・豊川稲荷のサイトでは少し形が違うのですが、
造りがとても似ています。

2つ折りではなく、四つ折り仕様でした。
広げるとこんな感じなのですが、両端は既に上げているので、真ん中だけ拡大しましょう。

おきつねさまが軽やかです。
利用方法が小さな文字で書いてあります。
ここに「豊橋鉄道」と書いてありますが、これはやはりバスオンリーの乗車券です。
裏はこんなかんじ。

・・・こっちが表か。
百人一首の読み札風です・・・というより、完全に百人一首です。
達筆過ぎて、解読が難しいですが。
読み札を2枚ずつあげます。

山部赤人と殷富門院大輔です。
まるで恋仲のようですが、何もなかったですよね?

そして、持統天皇と光孝天皇。
・・・年代被りませんよね?

 

ちょっと調べてみましたが、光孝天皇の歌が「春」、持統天皇の歌が「夏」

殷富門院大輔の歌が「恋」、山部赤人の歌が「冬」。

「恋」がちょっとアレですが、春夏秋冬を揃えようとしていたとか?

秋だったら真っ先に浮かぶ「秋の田の~」がありますが、男女均等に揃えたかったとか?

真相は定かではありませんが、久しぶりに古典にひたりました。