ケモタイプの精油ってどういう意味? 


ケモタイプとは、フランス語の「ケモティップ(ChemoType)」を日本語で「化学種」と訳した言葉。

同じローズマリーという植物でも、採取する土地や気候などで、含まれる化学成分が大きく違う場合、シネオールを多く含むもの、カンファーを多く含むもの、などを化学組成別にタイプ分けして区別されたものです。


ところが、このケモタイプという言葉のとらえ方には誤解があって、私は以前、「成分分析表がついて

これは、一般用語である、「ケモタイプ」という言葉を、プラナロムの販売元である企業が商標登録したために、他の企業ではこの言葉が使えないことが原因かもしれません。

例えば、「プラナロムのローズマリーはケモタイプですよ」と言えても、生活の木のローズマリーは実際ケモタイプであっても、ケモタイプと言えない(言ってはいけない)というわけです。

なので、消費者から見ると「プラナロム社の精油だけがケモタイプ」ということになり、これでは誤解してしまいます。


つまり、本来、ケモタイプの精油とは成分分析表つきのものではなく、プラナロム社の精油のことでも


ローズマリーやメリッサなどのように、ものによって成分に幅のある精油を、メディカルな目的で使う場合
は、ケモタイプで成分分析表つきのものを選んだ方がいいということでしょう。

趣味的に使う分には、ケモタイプであるかどうかよりも、気に入った香り、手に入りやすいメーカーや価格、そちらの方が重要な気もします。

      エッセンシャルオイル(GAIA製)

なく、同じ種類でも成分のバリエーションが広い精油をきちんと区別したもののことですね。
るものがケモタイプ」「プラナロム社の精油はすべてケモタイプ」と勘違いしていました