先日、
超久しぶりに“苦手な人”に会った。
どんなタイプの人だったのか…
・無表情(に見える)
・思ったことをそのままズバズバ言う
・断定的な物言いをする
大きく分類するとこんな感じ。
私、
この人に面と向かってズバズバ言われた時、
固まってしまった。
いつもなら難なく喋れるようなことも
言葉が出てこなくなった。
出てこない言葉を無理やり絞り出そうとするから、
口から出て来る言葉は思ってもみないことばかり…
あー、この人、苦手だ…
ズバズバ言われることも、
勝手に断定されることも、
表情ひとつ変えずに喋り続けられるところも…
あー、夫に似てるな…
と思った。
夫を思い出して
怖い…とも思った。
きっとなにを言っても
自分なりの解釈で決めつけられてしまう…
とも思った。
自分の中から
恐ろしく
パワーとか
気力とかが奪われていく感じがした。
「それは違う!!」
という言葉を出す力さえ残ってなかった。
…えっと、自分で書いていてなんですが、
あくまでも、私が「そう思った」って話です。
多分、同じ場面にいても
そう思わない人は思わないんだと思う。
私の勝手な「被害者モード」発動です
そんな状況にありながらも、
この手の人が苦手だなという自覚はあったので、
この人のなにが苦手何だろう、
とも考えつつあった。
目の前の人は自分の鏡、と言われるし、
嫌いな人は自分が嫌って捨ててきた部分を持ってる人
とも言われてるし。
ただ怖かった
嫌だった
苦手だと思うだけで終わらせては勿体ない?!
そこから自分のことも何か気付けるかもしれないし…
とも思ったので
気持ちを見つめてみようと思った。
まず、「無表情」。
単純に、
夫のことを思い出して怖い
ということもある。
だけど、
今書いてて思ったけど、
私とは正反対な人ってこと。
そこにも反応してるみたい。
私の中では
人と話す時にあんなに無表情でいることはあり得ない。
人に嫌な気持ちを与えないように、
話を聞く時は相手の目を見て、
表情も相手の話の内容、進み具合によってちゃんと変えていって、
ちゃんと共感してることを表情からも伝える。
笑顔は欠かさない。
話をちゃんと聞いてるってことも
表情から伝える。
それが私の中の「常識」。
「当たり前」。
自分がしんどくても笑ってた。
自分が辛くっても、
不機嫌でも、
相手にそれを感じさせないように
百面相のように表情を変えながら
話を聞いてた。
しんどかったのになー。
しんどかったけど、
巣立ちに行ってからは
しんどいのに笑ったり
無理して表情作ったりすると
違和感を感じるようにはなってきてた。
今までは無意識に無理してきたけど、
ちょっとずつ無理が出来なくなってきてるんだな、
とは感じてたけど。
だけどやっぱり、
あからさまに無表情な人を見ると、
嫌だった。
そんな無表情でいたらあかんやろ、って。
だけど本当は、
目の前の人が
他人にどう思われるかではなくて
自分の感情で人に媚びることなく動けていることに対して、
自分は出来なかったのに、
してこなかったのにって
怒ってたのかもな。
人に嫌な思いをさせてもいいんだな。
それよりも
自分の気持ちを大切にすることの方が大事。
しんどいのに
不機嫌なのに
無理に笑わなくていい。
…てか、
そもそも不機嫌でもなんでもなく、
ただ「そういう顔の人」なのかもしれんし
嫌な思いもさせてへんかもしれんし

次。
「思ったことをズバズバ」言う。
…これも、ほぼほぼ一緒だな。
相手の気持ちを考えて。
人が傷つくようなことを言ってはいけません。
何かものを言う時は、言葉を選んで。
ズバッと言うんじゃなくて、オブラートに包んでね。
…そんなことを握りしめて生きてきた。
自分の言いたいことじゃなくて
相手を傷付けないように。
相手がどう思うかを一番に考え、
相手がなにを求めているかを常に考えて、
多少、自分の考えを歪めても
相手を傷付けないように話す…
自分を蔑ろにしてるなぁ…
ここでも、
自分よりも人を優先してるんやなぁ…
しかも、
そんな風に気を遣って言ったって
相手は傷付くかもしれんし。
傷付けてるかもしれんし。
ズバッと言っても
なんとも思わないかもしれんし。
こうやって文字にすると
なにを人のことまで責任取ろうとしてるねん!!
って思うけど、
結構、真剣にそう思ってやってきてるからなぁ…
←現在進行形
冷静に見てみたら
ちょっと傲慢で、恥ずかしい…
最後の
「断定的な物言いをする」
…これに関しては、上の2つとはちょっと違って…
実は、私自身が
「断定的な物言いをする」人なのだ…
←えっ、知ってたって?!
これはかなり若い頃から自覚があった。
(小学生の頃から?)
過酷な環境の中にいたせいかどうかは分からないけど、
ちょっとした人の表情の変化や言葉の端々から
人の思いとかを慮ってばかりいた。
そして、
無難な人にだけやけど、
今、こう思ってるんじゃない?とか
本当はこう考えてない?
ってことを伝えると、
だいたい当たっていることが多かった。
なので、
自分の感じる感覚を信じてたのもあった。
(自分に関わりのあることになると、感覚が鈍くなるけど)
だから、
断定した物言いをされても
それが自分の思いと一致している時は
わー、この人、すげー
って思えるんだけど、
自分の思いと違うことを断定して言われると、
それ違うし!!
勝手に決めつけんといて!!
って思いが人一倍強くなるんやと思う。
…自分の感覚が一番正しいと思ってるから。
←


あたしが一番、正しいのよーーーー!!!!
なに、トンチンカンなこと言ってるのよーーーーー!!!
あたしの感覚が一番正しいのに、
なに勝手に決めつけてくれてるのよーーーー!!!
…あれ?
書いてたら、ちょっと違う感覚が出てきた…
私、自分のことが一番正しい思ってるイタイ人だと、
そこがクローズアップされるかと思ってたけど、
なんか、違う…
この素晴らしい私を
その程度だと見積もってくれるなーーーー!!!
って怒ってるのか…?!
人のことを低く見積もってるから
自分も低く見積もられてるように「勝手に」思って、
決めつけられたーーー!!
その程度の人間やと思われたーーーー!!
と怒ってるみたい…


でもでも、更に奥があって、
昨日目にしたまりあさんのブログ、
これによると、
私は目の前の決めつけた物言いのあの人に
低く見積もられたことを怒ってるんじゃなく、
いつまでも自分を低く見積もってる
私自身に怒っているのかーーーー


…ちょっと混乱してきた…
そう言えば、
モラハラもそうやって言うもんな…
自分が自分のことをいじめ足りないから
相手にそうさせると…
かなり混乱してきたので
ちょっと咀嚼してみる…


思いもしない場所に
着地してしまった…