何となくやけど、
父とのことが次の段階に進むかもしれんので、
(知らんけど)
今の時点での父に関わる思いやらを書いておく。
結婚して
夫からモラハラ受け続けて
パニック障害になって
自分がアダルトチルドレン(AC)だと気付いて…
仁さんに「ナイナイアンサー」で出会う数年前、
AC専門のカウンセラーにお世話になってたことがあった。
この方に出会ってたお陰で、
テレビで仁さんを見た時にピピンと来たのだ。
(その時までのことは、またいずれか詳細に書く。)
そのカウンセラーに言われたことのひとつに。
「あー、お母さんですね」
って言葉があって。
「へっ?!
いや、私は父のアルコールに苦しんできたんです!!
父がアルコールを飲んで、
暴れたりひどいことをいっぱいしてきて…」
って言ったけど、
「いや、お母さんがお父さんにそうさせてたんです」
って…
今ならその言葉の意味は分かる。
心屋で言うところの
「妄想劇場」。
母が書いた「被害者」という名のドラマに出演し、
助演女優として大いに活躍してた。
そのうち、
自分が主演の大芝居に
自らシナリオを書き換えていったという…
でも、
その時はその言葉の意味が
本当には分からなかった。
ただ、
そっか、お母さんなんだ…
問題の根っこはお母さんなんだ…
とは思うようになった。
だから心屋で
「問題の根っこはお母さん」
って言われても
「その通り!!」
って思えたし、
実際に、
あの地獄のような修羅場で
お母さんが私のことを助けてくれていたら…
本当は、お母さんに助けて欲しかった…
そういう思いには比較的早くに気付けていたように思う。
さて。
確かに
「問題の根っこはお母さん」
なんだろうと今でも思ってるし、
そうなんだと思う。
あの修羅場で
私をお父さんの暴力の盾にするのではなく、
私はお母さんに守って欲しかった。
お母さん一人で逃げるんじゃなくて、
私と妹も一緒に連れて逃げて欲しかった。
お母さんを守りたくて、
私も必死だったけどね。
お母さんを守ること、
それが私の生きがいだったんだけどね。
本当は
お母さんに守って欲しかったんだよ。
ACのカウンセラーにも言われたし、
心屋来てからも同じこと言われるし、
確かに、根っこはお母さんだと言うことは分かってるし。
でもさ、
根っこはお母さんなんだって思ったら、
それまで恨み?怒りの対象は確実にお父さんにあったのに、
お父さんじゃないんだ、
お母さんなんだ、
って感じで、
自分の怒りや恨みの矛先がお母さんに変わっていってしまったみたいで。
父への怒り、恨みをすっかり忘れてしまったというか。
そこから先は、
人生初の「反抗期」が母に向かって発動されて。
(10年ちょっと前かな。)
それはそれで必要だったとも思うんだけど。
(今は、母への甘えた期←子どもの時から甘えられなかったから。
時々、反抗期って感じ。)
父への怒り、恨みをなきものにしてしまったというか。
特に、
7年前に父が亡くなってからは
いい思い出の方が妙にクローズアップされてるというか。
(これもいろいろあったからなんやけど。)
父への怒り、恨みの矛先を
ただただ母に向けただけで
父への思いをチャラにしようとしてたみたいで…
←全くの無意識で。
てか、
その時は意識上には上がってなかったけど、
お母さんに守って欲しかったのに守ってもらえなかった
って思いが、
母への怒りになってたのかも…
とも思う。
で、
この間のらいくみさんのオープンカウンセリングの場で
実は
小さい頃から父に対する「恐怖」みたいなものがあるのに
大したことないと自分の中で位置づけて
全く見向きもしてこなかったことに気付かされ…
←怖かったという意識も記憶もあったけど、
大したことなかったと思って無視してた。
根っこはやっぱりお母さんだけど、
お父さんに対する怖かったって感情、
恨み、怒りも
ちゃんと無きものにするのではなく
味わっていこうと思ってるわけですが…
父がアルコール依存症になるずっと前、
まだ幼稚園にも通ってないぐらいに小さかった頃、
ちょっと躓いただけで叩かれ怒鳴られ、
箸の持ち方が悪いと言っては叩かれ怒鳴られ、
ちょっとはしゃいだだけで怒鳴られ、
車の中でトイレに行きたいと言うだけで怒られ、
しんどいと言うだけで怒られ、
学校行けなくなった時は、殺すと言われ…
いやー、怖かったなぁ…(TT)
でも、
小学校の時は確か、好きやってんな、お父さんのこと…
真面目で冗談も通じない母と違って、
いつも面白いことを言って私たちを笑わせようとしてたり。
仕事の都合で平日が休みになった時は、
学校から帰ったらスケートとかに連れて行ってくれたし
それが楽しみやったし。
学校で「お父さんへ」って作文書いて
家で読んで聞かせたら、
いつも泣いてくれたし。
でもでも…
小さい時に怒鳴られて叩かれて、
時には
暗闇の中、家から締め出されてカギ掛けられて、
押し入れに閉じ込められて、
怖くて怖くて
泣いて謝っても許してもらえなくて…
←何で怒られたのかは、今でも思い出せない。
その時の出来事、怖かった思いははっきり覚えてるのに、
お父さんのことが好きだったのか、
お父さんのことをどう思っていたのか、
そのあたりの感情は全く出てこないんだ…
小さな小さな私にとって、
その頃の父のことはどんな存在だったんだろう…
その頃の父のことをどう思っていたんだろう…
全く出てこないんだなぁ…
私、
割と小さい頃の記憶もはっきりある。
もちろん、全部ではないけど、
2歳の時、
毎日、父のお酒を一人で買いに行っていたこととか
はっきり覚えてる。
よく、
辛いことは記憶から消して思い出せないって言うけど、
父に怒鳴られ叩かれてた記憶も
はっきり残ってる。
だから、
私には当てはまらないのかと思ってた。
でも、
父のことが好きだったのかどうかが
全く出てこない。
書いてるうちに
何か出てくるかなーとも思ったけど、
やっぱり出てこない。
(私は、割と書くというアウトプット作業で気付きや思いが出て来ることが多い。)
小さい頃の「怖かった」という気持ちを
一つ一つ味わって、
自分でよしよししてあげて、
怖かったよねーって言ってあげて、
怖かったのに、頑張ってきたねーって言ってあげる…
それをコツコツやっていくしかないのだろうな、
と書いていて改めて思った…
むっちゃ、
気付くのも響くのも遅いけど。
時間掛かるけど。
だけど巣立ちで
ってことが腑に落ちてからは
時間掛かっても
ゆっくりでも
いつかはつかめる感覚なんだってことは
何となく分かってきたから。
だから、
「やりたいことをやる」
「やりたくないことはやらない」
をやりつつ、
小さい頃の「怖い」をしっかりと感じて
ちゃんと自分の気持ちを分かってあげよう。
お父さんに対しても
ちゃんと怒ろう。
ちゃんと怒りをぶつけきろう。
しっかりと恨みきろう。
小さかった私の
恐怖、怒り、恨みを
ちゃんと出し切ってあげよう。
お母さんのせいにして
お父さんへの怒りを無きものにするのではなく…
今日の着地点は
こんな感じになった
現時点での父に関わる思い、
考えてることでした。