前回のブログからの続きです。

 

映画監督・小津安二郎の言葉に

「なんでもないことは流行に従い、 

重大なことは道徳に従う。 

芸術のことは自分に従う。」

というのがあります。

 

なんでもないことは興味のないものや人、

自分の好きな人や作品については芸術のこととして、

重大なことは道徳、、、

人の道に外れたことが起これば重大なこと。。。

 

旧ジャニーズ事務所の喜多川氏の性加害問題、

それにまつわる旧事務所前社長の発言にあったように

喜多川氏の痕跡をなくす、ということで

補償会社となったスマイルアップから

スタートエンターテイメントにタレントを移籍?

楽曲の権利等はスマイルアップにあるのか?

その辺りの顛末がどうなるか、というところでしたが

先日BBCが3/30にスマイルアップの東山社長との

インタビュー動画を公開。

 

んん???ちょっと待って???

現在加害者が存命しているということ?

 

東山さんの口から性加害をした別のスタッフによる

性加害が2名いることを話し、今は辞めているけど

特に通報などはしていないということ。

※強制わいせつ罪などは親告罪から非親告罪になっている

 

あとは告発者に対しての嘘と決めつけて誹謗中傷する

人に対してインタビュアーは今回のオンラインの虐待の

定義として「うそつきよばりすること」「目立ちたいだけだろう」

という言葉を書き込むことと回答した上で、東山さんは

「言論の自由」「その人にとっては正義の意見だと思っている」

のでライン引きが難しいとのこと。

もし、被害者の立場だったら補償会社としての社長の発言を

聞いてこの会社と対話するのは恐怖を感じます。

 

 

旧事務所で設置した調査チームの結果だけでなく、

全容を解明しないと裏側を知る人たちがいるとしたら

またどこかで同じ手口でやりかねません。

しかも加害者は亡くなっている人だけでなく、

生きている人間がいます。

社会的な正義の上、警察、国は動いてくれるのでしょうか?

 

 

ビッグモーターも不正に全く関与していなくても

社内として他の部署も問題はあったようですし、

4月に入り、(会社を選ぶうえで)家族経営だけは辞めろ、

という内容の投稿がバズッていましたが家族経営は因習村的な

閉鎖された環境であり、偉い人の権力が絶大で誰も逆らえない。

今回のことで家族経営の会社は注意すべしという

教訓は得たのかな...

 

家族経営のいなば食品も報道に対して公式文章とは

思えない文章を発表しており、

トップに誰も何も言えない社風なのは察しました。

https://www.inaba-foods.jp/topics/detail/1068

 

自分の中の物差しで考えると2018年にあっけにとられた

公式文章を読んだことを思い出しました。

 

 

具体的な内容を書くので嫌悪感が湧いたのと

この文章自体被害者の気持ちを考えたらこんな

書き方はしないと思っていました。

社長本人が書いたわけではないでしょうが、

広報は白波瀬さんだったか?

どちらにせよ、最高責任者の社長が

OKとしているはずなので未成年への性被害に

対して軽んじていると当時思った。

 

そして文春の裁判でセクハラを認定された後、

本当はなくても小児性愛者と疑われた時点で

タレントのことを思うのなら風評被害を

避けるためにタレントを誰も家に招くべきではなかった。

タレントが家に招いてくれて遊んだエピソードが

あることで子供の親が社長を信頼してしまう、

という面もあったかもしれないですし。

 

自分も〇式コントのことも某掲示板で見たことあり、

当時推しがされても推しがやってもやった側を許せない、

と倫理観的に相容れないかもと感じたはずなのに

グループコンを一度見てみたいなという軽い気持ちで

FCに入ってしまったことは後悔しています。

 

それでも入ったのはスマスマ公開謝罪の

放送を見て、旧ジャニーズのグループは

ずっと続くと思っていたら違ったことに

衝撃を受けたことかもしれないです。

あの時見とけばよかったと後悔をしたく

なかったのが続いたのもあります。

 

すべて完璧なところはないし、

目に見えるもの以外の裏側を知るのは

難しいけど、問題が起きた時に自分が

どうするべきか、よく考えなくては。。。

同時に推し活も趣味ではあるが

自分の欲のままに行動しているような

人を見て、制御するよう自戒します。

 

 

 

昨年、NHKで局内での性加害のニュースの後、

被害にあったと嘘をついている可能性があると

公式サイトで発表したら誹謗中傷が激化

したように見えました。

その後、被害者の1人が亡くなっています。

その時に誹謗中傷への対処をするよう

FCへ送りましたがBBCの東山さんの言葉で

そんな気はないことがよーーーくわかりました。

(NHKがタレントの番組を終了させたのは

事務所側の説明に納得がいかなかった以外に

この件のことがあったからではないだろうか?)

 

私は昨年の旧事務所の会見後に未成年か否か問わず

所属タレントに対して専門家のケアを要望しましたが

被害者へのケアも素人任せならば期待できないですね。

やはり事務所解体が決まる前にどこかで一度事務所の

活動をストップして被害状況の事実調査やタレントへの

ケアを専門家に任せるべきだったと今でも思います。

 

 

 

 

そういうことをぐるぐる考えては止めを繰り返して

疲れていますが、BBCの内容からは捜査が必要に

思えてなりませんし、被害者は専門家による適切な

ケアも必要、そしてタレントに関してはメンタル

ケアもですが重大な岐路にいると思い頭がちぎれる

くらい考える必要があると思います。

 

今の事務所でまともなこと言える唯一のタレントに

なっているので露出のたびに矢面に立たされますが、

後輩のためでもデビュー組は成人している。

1人の社会人として頭がちぎれるくらい

考えて考えて考えて...

グループならとことん話し合っていき

結論を導いてほしいと思っています。

 

頭がちぎれるほどというのはソフトバンク社長

の言葉だと、とあるソロ歌手の方ラジオで

おっしゃっておりました。

新社会人へのアドバイスでしたが

今時は頑張り過ぎないようにしないとだけど

頑張らないといけないからアドバイスできない、

というところで最後、

「上司の言うことを聞き過ぎない」

と言ったが印象的でした。

上司の指導は大切だけどすべて正解ではないし、

世代が違えば価値観が変わることもある。

2周り以上違うタレントやスタッフもいるから、

いなくなった後もこの世界にいるなら

もう考えまくっていてもたくさんたくさん

考えてほしいです。(先輩方もね)

 

ただ、新事務所との契約に対して慎重なのは

後輩も違う視点で考えるきっかけになるかな。

今後は後輩と仲良く共演するというよりは

後輩達が深く深く考えられるようにというのが

重要だと考えています。


今回は、他に2人加害者がいることに対してと

誹謗中傷に対してその人の正義やら言論の自由と

捉えらえていることにショックを受けたことで

ブログを投稿しました。

 

タレント活動について書きたかったのですが

まずはこちらの方を優先しました。