前回の続き。

一つの出来事に対して法律上、道義上許されない

ことがあるのが前回ですが、今回は告発された

加害者がいない問題についての対応について。

 

会社として60年以上継続して900人以上被害を

申告している方がいる以上、会社のトップであり

創業者姉弟の遺産を引き継いだ藤島元社長は

故人の遺産は借金のような負の遺産も含まれる。

放棄しない限り責任はついて回ると思います。

 

輝かしい功績があったら良いと言う話ではないです。

また、加害者は喜多川氏だけでない証言もありますし、

事実を知っていたのは本当に喜多川姉氏だけだろうか?

 

本当は第三者委員会の設置やジミー・サビル事件の

ように加害者が死後でも警察が動いてほしいですが、

今年の国連の報告まで待つべきでしょうか。。。

少なくとも事務所の会見前に解任した創業してから

長い間近くにいた文春の裁判でも証言していた

白波瀬元副社長辺りは何か知っていてもおかしくは

ないので話を聞けないものか…

 

性加害行為自体は許されるものではないが、

企業として追う責任はどこまで追及されるかは

周り次第だとも感じました。

極論を言うと告発、BBC放送から今までで

(A)と(B)くらい極端な現在だったかもしれない。

(A)全スルーで会見もすることなく今まで通り

(B)関わった人間すべて業界追放

  (加害行為に加担していないタレントも従業員も)

 

(A)路線で進めようとした事務所やTV局の対応が

変わったのはスポンサーの影響が大きいと思います。

ファンや外野がアレコレ声を上げるよりもスポンサーに

そっぽ向かれて困るのは事務所とTV局です。

 

創業して約60年(しかもその前も)、会見当社の段階で

20人以上の被害を訴える人がいたことを認めたことは

スポンサーとしては自社の商品や名前をアピールする

ために企業・タレントと契約するわけですが大規模の

未成年への加害行為をする企業と契約したいか?

という話になります。それで焦ったのか1年間は会社

ではなく個人で契約という発表をしていましたし。

 

創業社長が同じ人数の未成年と援交するだったら

企業は関係ないと言い切れそうですが、会社内で

起こした重大な不祥事でありますから。

しかも、NHKがトイレで犯行があったと報道した後に

嘘をついてる報道があると旧事務所が発表したばかりに

被害者叩きの苛烈さが増したきがするんですけど。

それにどれが本当でどれが嘘か事務所は正確に

知ってるんですか?

900人も名乗り出ているならいくらか嘘ついている

可能性もありますし、逆に死ぬまで名乗り出ない人も

いる可能性もあります。

直後に被害者の会の方が亡くなってしまい

勇気を出して告発したのにあんまりだと思うし

防げたはずだし起こってはならないことです。

 

今の社会は答えが(A)と(B)の2つだけでなく、
法律やルールにのっとり、それに不備があれば

調査をして第一に被害者が救われるように、

そしてみんなが救われる社会を作っていくのが

人が築いてきた社会であると思います。

そうでないと弱い者が強い者に虐げられる

弱肉強食の世界であり続けてしまうと思います。

それが良いという強者サイドは多くいますがね。。。

 

更に、旧事務所については脚本家の倉本さんの記事で

こういった話も。。。

 

 何年前だったか、ある売り出しの女優を番組に起用しようとしたら、テレビ局から待ったがかかった。その女優がジャニーズのタレントと一寸トラブッたことがあったらしく、その女優を使うなら今後おたくの局から全ジャニーズ関連のタレントを引き揚げると脅されて、だからその女優は使えないのだと申し訳なさそうに局から言われた。その横暴さに啞然としたことがある。

 

 

同じ番組で共演NGというのはあるかもしれないですが、

テレビ局全番組から引き上げると言う脅しとか脅しとしか

言いようのないこと言っていた。

 

それを繰り返し行い、テレビ局がホイホイ言うこと

聞いた結果、他の競合は歌番組に出られず

ジャニーズ帝国を築き約20年...そして2020年代は

K-POPが台頭して今に至る...チャンチャン

 

そういえばDA PUMPが2018年に再ブレイクした時、

とある昔放送されていた音楽番組(HEY×3)の特番で

ゲストに別界隈の推しさんが出演していたので録画しており

そこにDA PUMPも出演していました。

トークではデビューして5日後にこの音楽番組に出演した

と話しており衝撃を受けました。

1990年代は彼らがデビューした時は旧J事務所でなくても

男性ダンスボーカルユニットが普通にテレビに出演できたのです。

 

そもそも一番ヒットした曲はデビューして何曲も後であって、

Mステに出演出来たのはデビュー時くらいでしたね。。。

紅白出演してたのにね。

 

性加害者の心性が「性欲」ではなく「支配」であることから、

BBCでグルーミングという言葉が出た時はなるほど

タレントの忠誠心の中にそういうものがあると納得できる点が

ありました。

「業界の支配」という点では姉弟でもあの手この手を使って

築いたのはある意味才能では有ります。

ただし、国内でダントツ一強になるほどのものではないという

考えも持っています。

K-POPが強いのは国策もありますが、大手が4社くらいあり、

事務所のカラーが異なるのでファンが飽きにくいし、

切磋琢磨してボトムアップしやすい環境であるのもあるかも。

K-POPは自分の好みと違うところがあるのですが、

 

日本でもそういった環境であってほしかったな。

まぁ、ジャニオタは勝ち馬に乗るという投稿を

見かけたことがあり、そんなことないと思ったけど

その考えならメディア露出の点で一強になりやすい

かもしれないけど。

SNSで夫の成果をどや顔でマウントとる妻的な人いるし。

(夫の功績は夫の者だし、しかも妻でもないのに)

 

他の人も色んな才能があると、エンタメの力を信じているので。。。

ファンになってからわかったエンタメというのはあるけど、

一般目線ではテレビやネットでしか見ないのも事実。

昔、どこかで日本のエンタメこんなもんじゃないぞ!

そんな風に思っていたのかも。

 

 

脱線しますが・・・

最近の出来事について思うこと

 

(1)日テレのドラマの一件

脚本家が原作者が無理やり脚本書いたような

ことを投稿して原作者が炎上し、原作者が

ドラマ化を許可した経緯と約束が守られて

なかった話をすることになりましたが、、、

とても悲しい結末を迎えてしましました。

場所は近くないですが住んでいる県で亡く

なられたのがとてもショックです。

日テレと小学館の対応には不満しかありません。

(憶測になりますがSNSの炎上だけでなく、

日テレサイドが何か言ったのではないでしょうか?)

 

日テレ当初は何もしない感じでしたが

第三者員会ではないけど社内調査チームは

作ったようです。

これももしかしてスポンサーが動いた?

もしくは作家サイドで。

そっぽ向かれたら困るコンテンツがありますからね。

それくらい信用に値しない日テレの追悼コメントでしたし。

私自身ドラマ⇒漫画原作ルートは結構ありますが、

漫画原作⇒ドラマでハマったものはなかったと思います。

そういうことですね。(どういうこと?)

全く同じ台詞構成は尺がある以上難しいですが

原作者の想い、伝えたいことを映像で伝えるように

するのが役目だと思うしそれができなければ

オリジナルで勝負すべき。

でも、今から対応してももう戻っては来ないのですよ…

 

(2)大物芸人の問題

告発者の落ち度を言う人がたくさんいますが

(デジャビュ?)、

本人が自衛しないといけないというのは一理あります。

ですが一般的に女性より物理的に力の強く

権力者、著名人の男性が若い女性に対して

相手が拒んだら止めるくらいの制御はしなければ

ならないと思いますし、プロでもNGがあるし

恋人、夫婦でも受け入れられないこともあるので

制御できないからむりやり襲いますだったら

動物と同じだから襲われたら駆除しなきゃ!

となりませんかね?

あと、後輩が女性を誘って呼ぶと言うのは

某私大の事件を思い出すのでやはり印象は

よくはないですね。

まぁ、この件については白黒つけにくいと思います。

 

(3)被害者への誹謗中傷

ファンなのかオタクなのか何なのかわからない人達が

被害者を叩くのを見かけたのは2回目ですが、

警察や法律が~と言ってる人がいますが

1回目は被害者は警察行ってますが叩いてたよね?

ワタシシッテルヨ

 

個人やグループでなく事務所の信者なのかも

しれないですが事務所で加害者と一緒にずっと

働いた経験もないし、きちんとした調査をしていない

のに大勢で告発者を責めるのはどうかと思う。

しかも、平気で言える環境が揃っているんですよね。

タレントへの誹謗中傷もずっと放置されている訳だし。

普段、タレントをディスっているからこそ平気で

言えてしまう土壌を作ってしまっていると思います。

人によって言葉に対しての印象の取り方は違うので、

範囲が難しいところですが告発した被害者だけでなく、

タレントへの影響もあります。

どうか芸能界全体の大問題として取り組み、対策して

ほしいと願います。