前回の続きです。
事前審査だけでも審査しませんかと言われた私たちでしたが、3,790万円の家は買えないので、とぼとぼと帰路に着いたのでした。
前回の物件見学は夏でした。
時は過ぎ、年の瀬も押し迫る12月。もうクリスマスも終え、世間は年越しの準備を進めています。
当初6棟あった新築は残り1棟。3,580万円、3,380万円、3,180万円とどんどん値下げする様を横目でチラチラと気にしてきました。
ある日、犬の散歩中に、物件の外にチラシが貼ってあり見てみると、3,080万円まで値下げしているではありませんか。
心が踊り、これなら私でも買えるのではないかと、直ぐにSUUMOから、見学の申し込みをしました。
「あなたの収入なら買えます！」
「マジすか！じゃあ買う！」
と、どんどん話が進んでいきます。
両親は反対するだろうと思っていたけど、ここでまさかの
「これから家賃は払っていかないといけないものだし、今の家賃105,000円勿体ないし、いいんでない。なんなら少しお金あげようか」
と、まさかの賛成。
申込者が入っていないことを確認し、直ぐに買付証明書の記入をし、更に値下げに成功。
年明けに契約、手付金を払う予定でしたが、ここでまさかの、今まで営業担当だったと思っていた温厚なおじさんは私の担当ではなく、若いグイグイの営業マンに変わりました。
なんか合わないし、不信感。
「次に契約をしたい方も何人か居るので、早く契約しちゃいましょう」
と言ってくる事に、段々と買うのが怖くなって来てしまいました。
メールで質問しても、レスポンス遅いし、もうこの人から買いたくないなとさえ思ってしまい、自分の気持ちを無視出来なくなりました。
「一度考えたいのでキャンセルします。ごめんなさい」
そのあとは、色々と言ってきましたが、結局キャンセルに至りました。
※あとで色々と調べると、ここでのキャンセルはあんまり良くないみたいですね。この時点で動いている方がいっぱいいて、書類も作成しているし、この時の事は、今でも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして、ここから、今の賃貸の生活圏での中古住宅探しが始まりました。
