夕方仕事を終えて帰宅した所へ、兄から連絡があった。
兄から連絡が来ることなんてほとんど無い。あったとしたら私が電話をかけて折返しの連絡くらい。
直感的に、なんかあったかなーと思ったら、案の定
母が交通事故を起こして救急搬送されたとの事。
私は一瞬にして悲鳴をあげた。その声に子供たちもびっくりしてた。
意識はあるとの事。ひとまず安心し、直ぐに病院に向かった。
父は警察に呼ばれ事故現場へ。
病院に着くと、夜間救急の入口から入ったところで、処置室から点滴をした母がタイミングよく出てきた。
顔を見て安心した。外傷はなし。
詳しく聞くと、カーブの曲がり角に運送会社のトラックが停車していて、見えなかったと。
相手の運転手さんにも怪我はなかった。ほんとに良かった。真正面から追突してたら大怪我してたかも。
トラックの側面をする感じでぶつかったみたい。
母は74歳。高齢者だ。先月免許の書き換えをしたばかりで、次の書き換えの時は返納すると話したばかりだった。
車は廃車。
父と母は小さな商売をしているため、もう少し運転が必要。
以前の規模は出来ないと思う。お客さんに事情を説明し、規模を小さくした。
自分も歳をとったぶん、両親も歳を取っていくんだなと実感した。
とにかく事故の相手の方が良い人だったのと、怪我がなくて良かった。