ある夜のことです。


いつもは朝まで熟睡して、一度も目を覚まさないのに


その夜はなぜか、夜遅くに目を覚ましました。



多分、相当遅い時間。


外はしんとして、何もかもが眠っているのでしょう。


ただ、隣に眠る彼女のかすかな寝息だけが聞こえてきます。



ベットに入ったのは遅い時間だったハズですが、

頭はハッキリとして、もう何時間も眠ったかの様でした。


そして、誰かに見守られているような・・・。


不思議なくらい気持ちがリラックスしていたことを覚えています。



そのとき、私が目を覚ました気配を感じたのでしょうか。


彼女が目を覚まし、すっと身体を私の方へと寄せ


私の胸に抱かれる形に収まると、またスヤスヤと寝息を立て始めました。



明日の朝、話したとしても


彼女はいつものように、全然覚えていないと答えるのでしょう。




とても幸せだと感じました。




自分が今どれだけ幸せに感じているか。


過去の自分からは本当に想像もつかないほどです。


そして、どういう訳か、こう思ったのです。




「自分のこれまでの人生を振り返ってみよう」




自分の「これまで」を振り返り、確認していくことで、


改めて支えてくれた人たちに感謝したいと思いました。


そして、それをアタマの中で考えるだけではなく、

ちゃんと文章の形で残したいと思いました。




これから書くこの文章は、極めて私的な事柄です。




もちろん、それをWeb上に公開する必要などでしょうし、


他人にそれを話すべき事柄ではないのではないかという思いもあります。




それでもブログの形で書こうと考えたのは、


本当は伝えるべき人たちに伝えたかったという気持ちが


自分の中にあるからではないかと考えています。




なので、自分の気持ちに正直になって、


書いてみようと思います。





自分がやりたいことって何だ??



最近、今の生活がずーっと続いて行ったとしたら、


自分がじいさんになったとき



「いい人生だった!」



って言えるか、ちょっと自信がなくなってきた・・・。




自分は曲がりなりにも生活できているし、大好きな彼女もいる。


自分でも幸せだなって思えるし、恵まれてると思う。




でも、だ。




たとえば仕事のこと。



今の仕事は、自分にはあっていると思うし、


周りの環境もすごくいい。人間関係もいい感じだし。



でもなぜか「このままでいいの!?」っていう思いが消えない。


正直言って、それが何なのか全然わからなかった。




最近、1冊の本に出会った。


「タートル流 投資の魔術」っていう投資の本だ。



そのエピローグで作者がこんな風に書いていた。



「わたしはたびたび、義務的なものごとをむなしく追求して自分を見失っている人々に会う。


(中略)


当然彼らは、夢に見たものや自分がなりたかったものからかけ離れた場所へと連れられていく。


自分には選択肢があったという事実を、見失ってしまうのだ。


人生はどの時点になっても別のことをやる決心はできる。道をはずれて、世界と自分自身を


少しばかり探求することはできる。


(中略)


彼らは気づかないうちにレールに乗る。そしていったん乗ってしまうと、そこからはずれるには


意識的な努力を必要とする。そうしない限り、彼らはレールの導くまま終点にたどり着き、


そこはおそらく行きたかった場所ではないのだ。意識的にレールに乗るわけではないので、


夢から遠く離れてしまうまで、自分がどこにいるのかさえ気づかないかもしれない。」




ドキっとした。



本当は自分はもっとやりたいことがあって、


それを我慢してるんだってことに気づいてしまった・・・。



実は自分は若いころ、どうしてもチャレンジしたいことがあって、


会社を辞め、ひたすらそれに没頭したことがあったのだ。



本当に思い切った決断だったと思う。


両親に自分の思いを話し、納得はしてもらえなかったが、


「これは自分の人生だ!」と会社を辞めた。



本当に生活は苦しくて、やすい野菜とカレーのルーを買ってきて


でっかい鍋にカレーを作ってそれを1週間食べ続けた。


大体1週間で1000円くらい使えれば良いほう。


よく「1ヶ月1万円生活」なんてやっているが、


「全然余裕じゃん!」なんて思ってた。

(本当は大変なんだろうけど)



生活は苦しかったけど、自分のやりたいことをやっていたので、


とても楽しかった。




でも、なかなかうまくいかない時、


両親や兄弟からの説得(「いい加減就職しろ!」「いつまで心配かけてるんだ!」など)に負けて、


今の会社に就職したのだ。




ひょっとしたら、あの時自分は逃げただけだったのかもしれない。


それを「両親のため」なんて正当化してしまっていただけなのかもしれない。




それをあの本を読んで、「明確」に「認識」してしまった・・・。




正直、本当に迷ってる。


自分のやりたいことを素直にやるべきなのか、それとも・・・。




うーん、どうすっかなぁ・・・。



最近、うまく行かないことが沢山あって、


なかなか笑うような気持ちにならなかった。


仕事はトラブル続きだし、彼女とはケンカしてぎくしゃくしてしまうし・・・。


でも、仕事中なぜかこの言葉がパッと頭に浮かんだ。



「笑う門には福来る」



楽しくない顔をしていれば、きっと周りも暗い気持ちになるハズ。


なので、そんな気持ちじゃなかったけれど、頑張って周りに話しかけて


げらげら笑ってみた。すると・・・。



すごく周りの反応が良くなって、とっても明るい雰囲気になった!!


でもって、悩んでたことに対してちょっと前向きになることができた。



もちろん、自分が暗い顔をしていたせいで


周りが暗くなっていたわけじゃないだろうし(?)、


自分が笑うことで雰囲気がガラっと変わったわけじゃないことも


分かってる。


でも、自分からすれば全然違う景色に見えてしまうのだ。



ホントに馬鹿みたいな話。


そりゃ、笑わないより笑った方が楽しいし、


周りも暗いひとより明るい人に引かれるに決まってる。



なのに、気分が落ち込んだときは笑うことを忘れて


ひたすら沈み込んでしまう。



もっともっと笑った方が良い。


だって、同じ人生だったら笑って過ごせた方が全然でしょうが!