美笑-(MISO)ミソのブログ 1997年に幕を開けてから16年間、4800回の公演を通して85万名の人々を魅了した韓国を代表する伝統芸術舞台

初めまして、こんにちはキラキラ
韓国・ソウルにあります、貞洞劇場・美笑-MISO(ミソ)-です音譜
どうぞよろしくお願い致します。



もうご覧頂いた方も、まだご存じない方にも
美笑-MISO(ミソ)-に関する情報、またソウルの最新情報などに

様々な情報をameblogを通して発信していきたいと思います!!
是非一人でも多くの皆様に、美笑-MISO(ミソ)-を知って頂けたら嬉しいですドキドキ


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まず、最初のお知らせは、
”伝統芸術舞台 美笑-MISO(ミソ)-”が、
2013年4月2日より、公演がアップグレードされました。

" 2013年新しいバージョン(NEW VERSION)”の公演で皆様をお迎え致します。
舞台・演出・衣裳・音楽など全て新しく生まれ変わりました韓国

是非、お時間がございましたら、足を運んで頂けたら嬉しいです。
皆様にお会い出来るのを楽しみにしておりますドキドキ

美笑-MISO(ミソ)-



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かつて、

隣村のヒョリは、男性の心を得るために10分あれば十分であると歌を歌って、

赤い口紅を塗り重ね男性を惑わしたそうだ。

誰より賢く、顔は少し滑らかで、体つきが少し良いからといって、

誰もが、男性の心を得ることはないですよね。

 

拒否することはできない魅力は、本来の性質であり、

自信に満ちたその真意をどうして責めようか?

 

私、堂々と申し上げます。

今は堂々としていることが、美徳であり、自信が力になる世界。

 

私、エラン。魅力的でございます。

輝くエラン、堂々としたエラン、愛嬌エラン、妖艶エラン、清純エラン、優雅エラン、可愛いエラン...

 

このすべての魅力をエランが持っています。

 

では、エランの魅力にはまってみましょう。
 


劇中、ベビジャンを誘惑するエラン


どの角度から見ても美しいエラン

 







「いらっしゃい」誘惑するエラン

 

言葉で説明することはできないエランの魅力!

貞洞劇場でぜひチェックしてください。

2014貞洞劇場<ベビジャンジョン>オープンラン
 


貞洞劇場「美笑(MISO)

公演日時:Open Run 16:00/20:00
月曜日公演なし
 電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
facebook(日本語):ja-jp.facebook.com/misojapan
 

 
 

 

 

 
  

 

 
 
 

笛よ。
おまえの呼吸に
うれしさと悲しみがあり、
おまえに息を吹き込むと
力強い音が出て

これは
おまえの歌なのか
おまえの声なのか
木の音なのか
いや、違う。
ただの呼吸だと答えることしかできない。

貞洞劇場<裵裨將傳>笛演奏者オ・ノウルさんが語ります。



笛を吹いて15年になります。国楽をされていたおばあさんの影響で
国楽に進路を決めて、笛を吹くようになりました。
そのときはまだふえについてよく知りませんでした。



よく知られている笛と知られていない笛
「笛」という言葉はよく知られていますよね。「笛を吹く少年」を聞いたことがあるでしょう。
口で吹く楽器はよく「笛」で統一されます。しかし実際は「笛」という楽器があるということについてはあまり知られていないようです。

しっかりとした、力強い笛の音
笛は国楽管楽器の中で最も大きな音を出します。
笛の音の魅力は、しっかいとした力強い音でしょう。
貞洞劇場<ベビジャンジョン>ではデグムと一緒にクライマックスの主旋律を担当します。
また、緊迫した場面や、コミカルな場面でも本領を発揮します。
劇中はほかの楽器も担当しており、劇の流れに合わせて演奏していくことにやりがいを感じています。



私の師匠は私に笛を「冷静な楽器」としました。
一日も欠かさず吹かなければなりません。顔には、筋肉がほとんどないでしょう。
笛は口で吹くので、一日を休めば、口の筋肉が裂けたように痛い。
毎日演奏して近くにするしかありません。
女性演奏者として演奏姿がちょっときれいに見えたらという願望もあり、
ますが、首周りが腫れて、顔は赤く上がって来ます。しかし、楽器に夢中になっている姿は、
それだけで美しい思っています。



私がつらい時は、つらい音がする。私が楽しければ楽しい音がする。
不思議ですが笛はそういう楽器です。笛の音は、最も人の声と似たような楽器とも呼ばれています。フルート奏者の私に「あなたの演奏はあなたが笛を話すように見えた。あなたが笛で話をしているようだ」という言葉が一番記憶に残っています。私にとって笛、そして音楽は笛と呼ばれるツールに音をのせて表現するということに改めて気づいたのです。笛は私から離すことができません。私を表現してくれて、私の言語になってくれる楽器だから。


貞洞劇場<裵裨將傳>笛演奏者オ・ノウルさんの「笛」の話でした。

貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00 月曜日公演なし
電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
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2014貞洞劇場<ベビジャンジョン>

彼らが魅力的な理由 - 人物列伝_エラン伝


君は私の花と蝶。

花と蝶、

名前のように舞台で踊る


舞い・・

これがエランの本当の魅力です。









貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00月曜日公演なし
電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
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2014貞洞劇場<ベビジャンジョン>

彼らが魅力的な理由 - 人物列伝_ベゴルドクスェ伝

エラン、
あなたは一瞬で私の目を奪い。
そんなに遠い目で
あなたの香りだけ追いかけて、
いつの間にかそれが舞いになったよ。

愛に酔った蝶の舞い。
これがベビジャンの本気である。








貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00月曜日公演なし
電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
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貞洞劇場がある貞洞は近現代に建てられた
赤いレンガの建物がたくさんあります。

その中で一番注目すべきは
大使館の隣に位置する
聖公会ソウル大聖堂と言えるでしょう。

世界の建築家たちが選んだ美しい建築物、
大韓民国の唯一の完全に近いロマネスク建築物。

聖公会ソウル大聖堂を説明する修飾語は、とても多い。
それほど美しいという話でしょう。




上空から撮っあらわれる
十字架そっくりのこの大聖堂は、
1922年にイギリス人建築家アーサーディクソンが
デザインをして工事を開始したそうです。


しかし、日本占領期と重なり
収奪と資金不足、そして宣教師の強制追放などの事件が原因で
完成できず、1926年に未完成のままの献堂式を開き、
のままずっと使用されていたが、


1993年に偶然、英国の図書館で元の設計図が見つかり、
アーサーディクソンが夢見ていた大聖堂の姿が
1996年に完成したとされている。

本当に不思議な話ですよね?




アーサーディクソンは、
韓国の伝統家屋と西欧の大聖堂が
融合した建築物を望んでいた。

だから窓はまるで韓屋の桟のようにし、
屋根には、軒を付けたのです。



大聖堂の下の写真は、
ヨーロッパのどこかに似ています。

さらに、正午になってゴーンと鳴る大聖堂の鐘は、
ソウルをヨーロッパのどこかに連れて行ってくれます。




大聖堂の裏側には、韓屋の家屋が二軒あります。
一つは、養怡齋であり、一つは大聖堂別棟です。


養怡齋は大韓民国登録文化財267号です。
もともとは徳寿宮の中にあった王室の子を連れて行って
勉強をさせていた学園だったそうです。

子孫だけでも近代教育をさせて国を再起させようとした
高宗の意味が込められたところです。


最終的に日帝時代に朝鮮の宮殿が壊され、売却された時期に
養怡齋も教会に売却されて今の場所にあるのです。



そして、その横には、神父たちが事務室として使用している
赤レンガの韓屋があります。

木々と赤レンガの韓屋、そしてその前にある石垣まで
反対側の大聖堂にもたれて眺めていたら
ここがソウルの中心であることを忘れさせます。

歴史と芸術がある場所
貞洞に遊びに来てください。




貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00
月曜日公演なし
 電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.k
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貞洞劇場サムジ広場の「名唱イ・ドンベク(李東伯)」像制作逸話!
堂々とした気迫とすらりとした容姿を誇っていた最高の歌い手イ・ドンベク。

近代初の国立劇場円覚寺の跡地に貞洞劇場が建設され、
円覚寺の精神と私たちの芸術魂を称えようと、
イ・ドンベク先生の銅像を製作しようとしたのだが、
彼の姿を収めた記録が全て正面写真だけだった。


「像」は立体感が重要なので、困り果てていたとき。
楽屋で着替える彼の横顔が写った唯一の写真を見つけたのだ!
その写真一枚がきっかけとなって、今の像が誕生したそうだ。

一人で雄鶏を二匹は軽く食べるくらい、がっしりした体格の名唱イ・ドンベク。

貞洞劇場サムジ広場には、“東”の方で一番“伯(芸に秀でた者)”という名前のように
深く、濃い芸術の精神に向けた彼の号令が今でも聞こえてくる。











貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00 月曜日公演なし
電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
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  貞洞劇場<ベビジャンジョン>1つの舞台に2組のカップル。
今日のキャスト紹介はベビジャン役イ・ヒョク&エラン役チョ・ハヌル。
ただひたすら役に没頭したら、その人物が乗り移ったようだ。
まるで1枚の絵を見ているかのよう。
私は彼らを「絵のようなベビジャンと絵のようなエラン」と称します。

 

 

‘イ・ヒョク、チョ・ハヌル’が表現する絵のようなべビジャン、絵のようなエラン

 

べビジャン・・・
彼が置かれている状況に集中します。



そうすれば、彼の痛みや合いが
感じられ、私は動きで表現することができます。



彼のこころに対する集中・・・私にとって、
べビジャンは切実さを込めた絵なのです。


エランの魅力を伝える場面があります。
済州のトルハルバン(石像)と馬までもを魅了するエラン・・・

 


私はただエランに集中します。特別に・・・
何かのために何かをしないエラン。



それはまさにエランの魅力だと思います。
エランはすでに 魅力たっぷりの絵ですから。


 


 貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00

 月曜日公演なし
電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
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2014貞洞劇場企画公演<ベビジャンジョン>観劇ポイント_キャスト列伝

貞洞劇場<ベビジャンジョン>1つの舞台に2組のカップル。

今日のキャスト紹介は、ベビジャン役シン・ソンチョル&エラン役 シン・ミヨン。

長い時間共にしてきたシン・ソンチョルとシン・ミヨン、この2人のダンサーの友情。
息ぴったり2人が演じるべビジャンとエラン、は愉快ではつらつとしている。

私は彼らを「愉快ではつらつなべビジャンとエラン」として紹介します!

 

“シン・ソンチョル、シン・ミヨン”が表現する
明朗愉快はつらつなべビジャンエラン



シン・ソンチョル

 
憎くないべビジャン…これはべビジャンの正直さのせいでしょう。



 



観客に親しみをもって近づくこと。
べビジャンの正直な姿を表現しました。


 
私にとってべビジャンは、人間的だから、親しみがわく..
だからある意味かわいい普通の男性なのです。



 

 シン・ミヨン

 

 


エランは人の心を動かす方法を
よく知っている鋭い女性です。

 


 私は彼女のまさにその自信を表現します。
鋭いエランの積極的な姿を。



 

 


自・信!それがエランをエランらしくする、
明朗ではつらつとした彼女だけの武器です。


 
 
 
 

 

折れるよう強く突き出した音だったのに
いつのまにか叙情を入れて流れる水音に穏やかに変わるのだね。
強靭な両班(ヤンバン)の気概を抱いた裵裨将(べビジャン)
エランに会って崩れてしまうとは

 そうだ、間違いない。

裵裨将の楽器は間違いなく大琴(テグム)だ!

貞洞劇場<裵裨將傳>大琴の話
貞洞劇場<裵裨將傳>
器楽チーム大琴演奏者チャン・ヨンスさんが伝えます。



大琴を演奏して
15年なりましたね。偶然に聞こえた音がとても良くて大琴演奏者の道を歩くことになりました。 初めはその清らかで、美しい音が良くて大琴演奏者にならなければならないと決心しました。しかし、後から分かったことですが、その時聞いた音は短簫(タンショウ/細いたて笛)の音だったのです。



貞洞劇場
<裵裨將傳>で大琴はまさに裵裨将
!

この作品は大琴演奏者で非常に大変な作品です。 余談ですが、作品が作られる時、作曲者にお願いをしました。大琴の出番をちょっと減らしてくれと。 初めから最後までずっと大琴演奏が続くからです。 この作品で裵裨将を表現する音は大琴です。 彼が言おうとする言葉、彼の心境、動きを表現する音がまさに大琴なのです。裵裨将が登場すれば無条件で大琴の音が出ます。ですから、公演の開始から最後まで大琴の演奏はずっと続きます。裵裨将の呼吸や心境、場面の雰囲気が変わる時は他の楽器だけ変わるだけ、大琴演奏者の演奏は終わりがありません。大琴は裵裨将の動きにより演奏が変わります。裵裨将が楽しければ演奏も楽しくて軽快になります。 最も軽快に、楽しい感じで演奏する場面は裵裨将とエランの出会いの場面です。 場面の面白味のために演奏もおもしろく導こうと努力します。



裵裨将の恋煩い’の場面は演奏者にとって本当に難解で、難しい場面です。 おそらく大琴演奏者はその場面をみな大変に思うでしょう。裵裨将の感情に従って音を一つずつ積み上げます。 そうするうちにその場面は裵裨将のすべてのエネルギーがあふれて、裵裨将の動きが激しく変わります。その動きに従って大琴も激しい音を出さなければならないのでその場面が終われば、裵裨将と共にあらゆる事を注いでしまった気がします。 演奏者にとって、その場面以後にエランに会いに行く場面で明るく急転換される部分が最も大変です。 途方もないエネルギーをはき出した後、すぐに変化を与えなければならないので大変な部分と言えるでしょう。

貞洞劇場<裵裨將傳>大琴演奏者チャン・ヨンスさんの大琴の話でした。

貞洞劇場<裵裨將傳>で大琴の音に耳を傾けていただくと共に、大琴演奏者チャン・ヨンスさんの今後の活動も期待してください!



貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00 月曜日公演なし
電話:02-751-1500
HP:www.jeongdong.or.kr
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二十五の弦の上に蝶が留まった。
手の先から流れる音に乗って
羽をひらひら
そうして花になった蝶よ、お前の堂々たる姿に
我を忘れて、音に酔いしれたのだが。 

あぁ、エラン。
カヤグムの弦の上に君が座っていたんだね。

貞洞劇場
<裵裨將傳>カヤグムの話
貞洞劇場<裵裨將傳>器楽チーム カヤグム演奏者ペ・ヒョヨンさん、ナム・ヨンジョンさんが伝えます。


カヤグムを演奏して約
20(ペ・ヒョヨン演奏者),13(ナム・ヨンジョン演奏者)になります。カヤグムをなぜ習い始めたのか、これは難しい質問です。 その契機を文章で表現することが本当に難しく感じられます。 ただ良かったんです。 他の楽器より良かったんです。


「エラン」の魅力をカヤグムの弦で!堂々と、そして高慢に!
カヤグムの音は「エラン」を表現しています。 エランが初めての登場する第3場面(済州(チェジュ)妓生エラン)では、人物を初めて説明しなければならない場面であるだけに、「エラン」が持つ魅力をカヤグムで、最高潮で見せるために最も神経を使って演奏する場面です。 また、音楽的な観点から観ると、カヤグムがリードする場面でもあります。 エランのイメージをこの最初の場面で伝えなければならないと、舞踊家とも最も多く練習した部分でもあります。

エランの魅力で石像の隠れた本能が目覚めて一緒に踊ることになりますが、前半部では音楽の流れが遅いが中後半からはだんだん速くなりながら進んでいきます。 速い部分ではかえってテンポのとおり行けば良いですが、さらに神経を使って呼吸を合わせなければならない部分は前半部、遅い部分です。 ここでは本当に舞踊家と呼吸を合わせるために練習を最もたくさんしました。

カヤグム演奏者として描写しようとするエランのイメージは一言で「高慢」です。 作品全体でエランの多様な魅力が表現されるでしょう。 堂々たる美しさ。 その洗練美を表現するために、カヤグムを演奏する時「高慢に」、「堂々と」という気持ちで演奏します。「あの人の堂々たる感じ、あの高慢さを私が演奏でまともにつかまえなくては」という考えを持って演奏をします。 本当にその瞬間だけはエランになったと考えて演奏をしながらエランを表現しています。


劇音楽の喜び
!
貞洞劇場<裵裨將傳>でカヤグム演奏は肉体的に大変です。 1時間の集中度とオクターブを行き来して、休む暇もなく演奏しなければなりません。 ですが、演奏と舞踊家の動作がよく合って入る時の喜びはそのような肉体的な苦痛は忘れてしまいます。 今回の作品は劇の流れが大好きです。 カヤ琴演奏者として喜びを持って演奏できる、音楽的力があります。

貞洞劇場<裵裨將傳>は曲自体がダイナミックで、劇音楽で踊りと音楽が場面と合う部分がとても多いです。 演奏と場面、舞踊家の動作と演奏がぴったり合致する場面が、あちこちに配置されています。

劇音楽を演奏しているので、演奏しながらも舞踊家を必ず見なければなりません。それでもって舞踊家と演奏者の呼吸的な部分、それを合わせて行くのが全体的な流れだと考えます。 最も喜びを感じる瞬間はその呼吸が合っている時でしょう。 私が舞踊家を見てその呼吸を感じて演奏をして、舞踊家も私の演奏を聞いて演技しているということが感じられる時、その時最も興奮します。

今回の公演音楽の最初の曲から最後の曲まで全体の流れが本当に良いと思います。裵裨将(べビジャン)がバンジャと共にエランに会いに行く場面で最後の終わり場面までが一つのテーマという気がしました。 一つの曲がずっと繋がっているのです。 作曲家さんも裵裨将がバンジャとエランに会いに行く石垣道の場面から最後のエランの部屋の場面までが一つの脈絡といわれました。 そのような意味で見た時、演奏しながらも一番おもしろく感じられる部分でもあります。


時にはベース楽器で、時には、旋律楽器で
貞洞劇場<裵裨將傳>の楽器構成で音域帯が一番たくさん出る楽器がカヤグムです。 25行改良カヤグムを演奏するので低いドから高いドまで音を出すことができます。 それである部分ではカヤグムがベース役割をしたり、またある部分では旋律役割をしています。

私たちの公演で裵裨将とエランが主人公であるように、大きく見れば、音楽的にも旋律楽器はデグムとカヤグムだけなので、共に引っ張っていかなければなりません。 なので、デグムと同じくカヤグムも休む暇もありません。 楽譜上でもカヤグムはずっと登場します。 演奏者としてすべての呼吸とリズムをからだにずっと持っていなければならないのが難しいところです。


運命的な出会い、大衆的な国楽器カヤグム

カヤ琴は私たちの国楽器で最も大衆的な楽器です。 簡単に接することができる楽器なので国楽を勉強しながら自然に知るようになったし、今まで演奏することになったようです。 記憶にはないですが、幼い時、どこかでカヤグムを見たことがあったのかご両親にカヤグムを買ってほしいとせがんだそうです。 子供がおもちゃをねだるように欲しがる点で、国楽器の中でもカヤグムは大衆的な楽器だと言えます。運命のように当然に、今後もカヤグムと共にするでしょう。

 貞洞劇場<裵裨將傳>カヤグム演奏者ペ・ヒョヨンさん、ナム・ヨンジョンさんのカヤグムの話でした。 私たちの音楽が色々な方向で大衆に近づいて疎通する機会が多かったら良いと話す私たちの音調守りカヤグム演奏者ペ・ヒョヨンさん、ナム・ヨンジョンさん。貞洞劇場<裵裨將傳>でカヤグムの美しい旋律を鑑賞されるとともに、カヤグム演奏者ペ・ヒョヨンさん、ナム・ヨンジョンさんの今後の活動も期待してください!


貞洞劇場「美笑(MISO)」
公演日時:Open Run 16:00/20:00 月曜日公演なし
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