深夜ポスト | ブラックアングリングサブカルコメディー

深夜ポスト


久しぶりに届いた手紙を開く

元気でいますかと一言目
寂しくなったと二言目
風が窓を叩くたびに その手紙を書いた
あなたの顔が浮かびあがる
ずいぶん離れた場所から

ずっと故郷を思っては

合わせる顔を探して いるだけの私なのです

明るい言葉を返せば嘘になる

立派な姿を演じれば なお惨めになる

それでも夢を追いかけている今

泣き顔続きの毎日などあなたの前じゃ
きっと恥ずかしい

深夜の冷たい風に吹かれながら

ポストに入れた

私の言葉

あなたにいつか
会いたい自分になります