6d2091ce.jpg
そんなわけで、「国宝三井寺展」へ
別に何を見たいわけではなかったが、結構、楽しめた
何故、わざわざ大阪市立美術館なのだろう?と思っていたのだが、行ってみて初めて分かった
智証大師の像がそれを証明してくれた
ビリケンだ!(不謹慎か・・・)
前から見るよりも、後ろから見る(これが美術展の良い所)
まあ、そっくり
だから、通天閣の麓に戻ってきたのだ

いくつか面白いと思ったのは、「釈迦十六善神像」、役行者、阿弥陀如来像
十六善神像が面白かったのは、何故か「玄奘」が書かれていたこと
何故、玄奘三蔵なのだろう?
多くの経典を翻訳し、中国へもたらしたからだろうか?
それとも、夏目雅子が演じたからだろうか?(これは無いな)
まあ、不思議な絵像だ

役行者は何故かバックに霊鷲山
言わずと知れた仏教の聖地の一つ
釈尊説法の地の一つ
王舎城を見下ろす山だ
もろに、鷲の顔が書かれていたのが面白かったが、一種の神仏混合の影響があったのじゃないだろうかと思う

阿弥陀如来像が面白かったのは別に像自体があの五劫院のボンバーヘッド「五劫思惟阿弥陀如来像」の面白さとは別だ
この阿弥陀さん、衣に模様が入っていたのだ
これが不思議だった
普通、如来とか仏と言われる像には飾りはない
それなのに、衣に模様があるのだ
飾り=煩悩(欲望)という公式を聞いたのだが、これは違う
面白い

そんなわけで、色々な意味で久しぶりの美術展でした

今日の結論
「そうそう、常設展の根付も興味深かった」