雨降りである
雨は憂鬱になるかと言えば、そうでもない
あまり好きではないが、むしろ、傘を差して歩く方が嫌いだ
それなら一層のこと濡れている方が気持ちいい

晴れが「良いお天気」で、雨は「あいにくのお天気」
でも、農家の方に言わせれば「雨がないと作物が育たない」
画家の方に言わせれば「曇りのほうが色がよく映える」
お葬式に雨が降ると、「涙雨」
落語の世界では「天の感ずるところ」
お天気の捉え方はそれぞれだ

今日は京都へ出なければならない
駅へ行くまでの道が少し憂鬱である