犬神家のキャスティング

犬神家の一族　通常版 [DVD]
出演：石坂浩二
販売元：角川エンタテインメント
発売日：2007-07-06
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面白いな
キャストには難があるけれど
犬神小夜子の奥菜恵は良いキャスティング
気が強いキャラを上手く当てはめている
また、原作の狂気になってゆくキャラにピッタリだ
深田恭子の女中は良い味が出ていた
悪くない
田舎旅館の女中にしては色っぽすぎるけど
ただ、珠世はどうだろう？
ごっつすぎるのではないかい
それに絶世の美女とは言い難いし
座っている姿が全然綺麗じゃないのだ
奥菜恵と話すシーンのごっつさは呆れてしまう
完全なミスキャスト

竹子の松坂慶子は貫禄があるすぎるなと思ったが、あの軽い演技力の無さは、二女という役柄にはぴったりだ
それにしても、この人は大根なのに何故使われるのだろう・・・
大根よりも肉感、或いは肉重が勝っているのだろうか？
ソフトバンクの自虐CMは笑うに笑えない
息子の葬儀（通夜？）のシーンでのり巻きをパクつくシーンはこれまた自虐ネタなのだろうか？

富司純子は黙っているだけなら、貫禄はある
でも、セリフを言うと、軽くなってしまうのはどうも力が入りすぎている気がした
高峰三枝子には敵わない
助清
この前の眉なしおばさんではないが、昔のラバーマスクの方がリアルだったような気がする
猿蔵も丹古母鬼馬二あたりが良かったんじゃないだろうか？
今回の役者では格好良すぎる
珠世のごっつさを隠すためだろうか？
中村玉緒はキャラを上手く活かしてあった
結構、ワンポイントの役者に良い人が使われていたりする
「昔の作品と比べると劣っている。これはキャスティングのせいではないだろうか？」というのが今回の『犬神家の一族』の結論

昨日の結論
「やっぱり、湖での逆さまは面白い見立てだ」