今最高に旬な作品で間違いありません。


何故ってお題は独裁政権、反政府、秘密警察


ここらへんがテーマです



2009年このミステリーがすごいの外国部門(適当)だとかに選ばれた「チャイルド44」の続編にあたるものです


チャイルド44読了時のブログ(新しいウィンドウが開きます)


リドリー・スコット監督で映画化される模様


ハンニバルとか2010年にはロビンフッドを手がけた方だそうです、どちらも見てません(笑)


暴力的表現に定評のある方・・・らしい


あーそっち系になっちゃうのか・・という感じが否めない


暴力的描写とか戦争もの、意外に苦手です


本と映画は別物・・っていう作品がほとんどでしょうけど、時代背景が複雑であればあるほど


そこに生まれる感情は現代日本のものとは全く別物なので


台詞の前置きの15行のほうがよっぽど深イイ!かったりします




チャイルド44からの続編。


こうなるかぁ・・・という展開です。


あれでハッピーエンドって童話じゃあるまいし・・・ね、


たしかにそうだけど、


現実は甘くない、当然といえば当然か・・という流れですが、


ほんと厳しい。



3部作ということですがチャイルド44でさえ、


広げまくった風呂敷綺麗にたたんだねーってびっくり感がありました。


グラーグ57ではあれだけ綺麗にたたんだ風呂敷をまた広げるの@@?っていうびっくり感から始まります


3部作ということなのであと1作ですね。


1作目はスターリン政権下 ←世界的には今ここがトップニュースですね(もちろん舞台が違いますが)


2作目はフルシチョフ 

チュニジア・エジプト・リビア・・次はどこへ着陸するのか、

独裁政権から民主化への切り替え方はフルシチョフはうまくやった感

              

3作目は・・・?


そんな風に妄想しながら読めるのは今だからこそでした

グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)/トム・ロブ スミス


グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)/トム・ロブ スミス

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)/トム・ロブ スミス


チャイルド44 下巻 (新潮文庫)/トム・ロブ スミス