原子力規制委員会が、食品の安全基準の緩和を示唆 | まっちゃんのブログ

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3月5日の原子力規制委員会の定例記者会見で

記者から放射性物質の基準について質問があり

田中委員長は「食品の摂取基準に非常に疑問だ。

日本はヨーロッパの10分の1の以下であり

基準を厳しくするとそこだけ見ればいい

みたいだけれど被害がたくさん出ます。

そういうことも含めてバランスよくやっていく


と食品の基準の緩和を示唆する発言をしました。

海外と比べるとなぜ厳しいのか

NHKのHPより引用

この新基準を海外の基準と比較すると、例えばアメリカとEUではいずれも食品一般でそれぞれ1200ベクレルと1250ベクレルとなっています。原子力事故などの当事国ではなく、流通する食品全体に占める汚染の割合を小さく見積もっているため(日本の50%に対し、アメリカは30%、EUは10%)、高い数値となっているのです。

ソース
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/600/115810.html


最初から
スガヤ記者「NHK のスガヤです。 今日の委員会の議題の1番の放射線審議会についてですけれども、委員長は会合の中で、期待を込めておっしゃったということでしたが、福島第一原発の事故の後はいろい ろな基準がばらばらに出ていて、これは国際的に見ても、ちょっとおかしいという意見もいただいていると。この点について是非審議会の役割を期待したいということでした。
 けれども、これはもう少し具体的に言うと、委員長は今どういう状況に問題意識を持っていらっしゃって、どういう状況の解決を審議会に求めていらっしゃるということで理解すればよろしいでしょうか。」

田中委員長「 この低線量被ばくの問題については非常にいろいろな議論があるのですが、全部が国際的に統一されているわけではないので、各国が取れ入れていますから、ただ、そういう中でもある程度相場観というのが今ありまして、それは ICRP(国際放射線防護委員会)だけではなくて、UNSCEAR(国連科学委員会)とか IAEA(国際原子力機関)の方でも議論をされていますので、そういったことと照らし合わせてということになります。

具体的には今、現存被ばくが1~20mSv となっていますけれども、それも1~20 という幅が広いですね。実際には普通に暮らしていても 10 mSv くらい被ばくしている住民も世界じゅうにはたくさんいるわけですから、そういったことについても考え方をきちんと、人工と天然の放射線では人体に対する影響が違うなどという、とんでもない議論をする人もいますが、放射線の種類が違えば違うけれども、同じガンマ線で天然か人工かというのは関係ありませんので、それはそういうのが国際的な常識ですから、そういういい加減な議論もいっぱいありますし、逆に言うと避難の基準があっても、帰れる基準が今は国際的には明確でないとか、食品の摂取基準も私などは非常に疑問に思っています。ヨーロッパの 10 分の1以下ですね。何で 10 分の1に日本だけはしなければいけないのかどうかということ。

それは今日 ALARA(as low as reasonably achievable)の話もしましたが、基準はそういうことで厳しくすると、そこだけで見ればいいみたいだけれども、被害もたくさん出ています。

そういうことも含めて、バランスよくやっていくということです。医療放射線もあるし、そういうことはいろいろいっぱいあります。飲み水よりも海水浴の基準が厳しかったりね。そういうのはおかしいでしょう。これは国民が生活していく上で非常に困るので、そういったことを含めて議論をしていただきたいということです。」


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