茨城県の東海原発の高さ6.1mの防潮壁が完成するのが3日遅かったらメルトダウンの恐れがあった | まっちゃんのブログ

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2013年9月5日に東京都有楽町にある

日本外国特派員協会で茨城県の東海村長の

村上達也氏の記者会見が行われました。

原発事故当時の状況について語っています。

村上氏は「東海第2原発の方に高さ5.4mの津波が

高さ6.1mの防潮壁に押し寄せてきた。

70cmの差でセーフだったが、元々は防潮壁の高さは

4.9mで、高さ6.1mの防潮壁に変更した。

防潮壁が完成したのは、2011年3月9日で

震災の2日前に完成した。

これを知った時に、ものすごくゾッとした。

福島第1原発のように全電源喪失になって

メルトダウンも起きたかもしれない


と発言しました。

ソース

2013/09/05 過信と自惚れ、その場しのぎの対応、日本の原子力行政を批判~外国特派員協会主催 村上達也東海村長 記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/100157



6分34秒頃
「3月11日時の東海第2原発の状況については、皆さんご存知かもしれませんですが、ちょっとあの総括しておきたいと思います。

え~、当日東海第2発電所の方に押し寄せてきた津波の高さは5.4mでありました。え~、そして外部電源ですが2系統ありましたが、2系統の外部電源の方は遮断されておりました。その5.4mの津波がやってきたのですが、幸いにして東海第2原発の方は福島のような状況にはなりませんでした。

それは実は、その非常用電源を冷却する水中ポンプのモーターがありますが、海岸沿いにありましたが、そのモーターを守っている壁の高さが、防潮壁ですが、これが6.1mということで70cmの差でなんとかセーフということでした。

この、まぁ70cmの差でセーフだったということですが、この防潮壁ですが、これは実は元々は4.9mでありました。それでこの4.9mから6.1mに高さを上げたのは2009年の秋でした。6.1mの壁になったわけですが、それは完成したのは、実はわずか2日前でありました。3月9日に完成したということで、だったわけです。

これを知った時、私はものすごくゾッといたしました。まぁ~、私達の所も福島第一と同じように全電源喪失というようなことになって、もしかしたらそのメルトダウンが起きたかもしれないと。

その中でその水中ポンプは、ポンプですね。これは3台ありましたが、1台は水没いたしました。
そのためには、その非常用電源いわゆるディーゼル発電機ですが、これは3台ありましたが、3台の内1台はストップということになりました。

そのためにはその外部電源が喪失しておりましたので、炉心の冷却ということに大変苦労したということで、主蒸気逃がし弁、SR弁といいますが、これを170回手動で開け閉めして、なんとか冷却を保ったということです。

そのためには冷温停止に至るまで相当な時間がかかりました。大体普通だと1日ぐらいで冷温停止なるわけですが、3月15日の午前0時40分までかかったということです。

東海第2発電所は東京から約110キロの所にあります。最も首都圏に近い所に立地している原発です。そのようなことで、間一髪で東海第2発電所はメルトダウンしないですんだという風に私は思っております。」


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