東電“4号機の耐震性問題なし”
水素爆発で建物が激しく壊れた東京電力福島第一原子力発電所の
4号機について、東京電力は、初めて外部の専門家の立ち会いの
もと点検を行い、多くの核燃料が保管されているプールや
壁の傾きに変化はなく、耐震性に問題はないと発表しました。
しかし、専門家は1人で名前も公表されておらず、客観性に
疑問が残る結果となりました。
福島第一原発の4号機は、水素爆発で原子炉がある建物が
激しく壊れ、建物のほか、1500体余りという福島第一原発で
最も多くの核燃料が保管されている使用済み燃料プールの耐震性が
心配されています。東京電力は、3か月に一度、プールや壁の傾きの
ほか、壁の強度などを調べていますが、これまで社内の調査に
とどまっていたことから、今回初めて外部の建築の専門家に
立ち会ってもらい点検を行いました。
その結果、プールの床と水面はほぼ水平だったほか、水素爆発で
できたとみられる西側の壁の膨らみは、高さ13メートルに対して
最大で4.6センチで、前回、去年11月の調査と大きな変化は
見られなかったとしています。
また、建物の壁にも新たなひびは見つからず、東京電力は、これまでの
ところ4号機の建物やプールの耐震性に問題はないとしています。
しかし、立ち会った専門家は1人で名前も公表されておらず
点検や評価の客観性に疑問が残る結果となりました。
ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130214/k10015505091000.html
魚拓
http://megalodon.jp/2013-0214-2121-33/www3.nhk.or.jp/news/html/20130214/k10015505091000.html
東電が2月13日に発表した資料によると
有識者の立ち会い状況の写真を公表しているのですが
個人情報保護の観点から写真の一部を加工しています。
顔にモザイクが入っています。
4号機健全性確認における有識者の立ち会い状況(1)
4号機健全性確認における有識者の立ち会い状況(2)
ソース
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第4回目)について
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130213-01j.html
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