四国の旅も2日目です。

2日目は鳴門の渦潮を見物し、大歩危・小歩危で自然の美しさに酔いしれます。


鳴門といったら渦潮!

誰でもそう連想するぐらい有名なものですが、実際のところ渦潮はいつでも観られるものではないとのことです。鳴門の渦潮

季節や天候、時間によって見頃は様々みたいです。

ホテルの人の話では、干満時刻を中心に前後1時間くらいが見頃だそうです。

訪れた日は7時30分の前後1時間が見頃とのことなので始発のバスに乗り、鳴門公園に向かいました。

渦潮を観る方法は何種類かあって、船に乗って見たり、展望台から望遠鏡を使って見たり、鳴門大橋から見下ろすものなど様々なんですよ。

はじめは、展望台から眺めていたんですが渦潮がおこっているのか全くわからない状態だったので、鳴門大橋にある「渦の道」と呼ばれる遊歩道にある展望室から渦潮を観ることにしました。

海上45㍍の高さから覗き込むと展望台からではわからなかった渦潮が小さいながらも確認できました。

やっぱり、大潮の時に来ないと大渦は見ることが難しいみたいです。

渦潮を見物する際は、潮見表を確認していくことをオススメします。


鳴門で渦潮を堪能した後は、徳島駅で下車し、徳島市のシンボルともいわれる眉山の麓まで行くことにしました。

眉山といえば、原作さだまさし、松嶋奈々子主演で映画にもなっていましたよね。

時間の関係で山頂までは登りませんでしたが、眼下に市街を一望できるらしいので次回は訪れてみたいと思います。

そして、徳島といえば徳島ラーメン!

ラーメンアカデミーの門下生としては、食しておかないといけません!

店に入り、スタンダードと思われる中華そばを注文。

徳島ラーメンは、豚骨醤油の濃厚なスープに味付けした豚バラ肉がのっかたもので、こってり感と甘さがマッチしたスタイル。

個人的には、美味しいけれども完璧とはいいがたい気がしました。。


徳島ラーメンで腹ごしらえをした後は、大歩危・小歩危を訪れました。

大歩危・小歩危は吉野川に沿って険しい谷が続いているもので、吉野川の浸食によって生まれたものです。

大歩危・小歩危という名前は、「大股で歩いたら危険、小股で歩いても危険」という意味からつけられたらしいですよ。

美しい吉野川とともにその険しくも美しい岸壁は見ごたえ充分ではありますが、訪れる場所を選ばないと少々がっかりな感じも否めません。
かずら橋

存分に楽しみたいなら、遊覧船に乗ったりボートで川くだりを体験するといいと思います。

長瀞を知っている者としては、少々インパクトに欠けるかな・・・。

そんなこともあって、当初は行く予定のなかった祖谷のかずら橋にも足を延ばしてみることにしました。

かずら橋は大歩危駅からバスで30分程で行くことができます。

かずら橋のある祖谷地方は、800年余りの昔に落ち延びた平家が隠れ住んだと伝えられ、日本三大秘境のひとつにも数えられています。

切り立った渓谷と深い森のなかにある「かずら橋」はまさしく神秘的な雰囲気が漂っていました。

木や蔓で作られたつり橋は予想以上に揺れるし、足元も不安定で結構スリルがあります。

一説によると橋が木や蔓で出来ているのは、平家の追っ手が来た時にすぐに橋を落とすことができるからだとか。

橋の近くには琵琶の滝もあり、存分に秘境のロマンを満喫することができるはずです。

都会の騒々しさに疲れた人は是非一度訪れるといいですよ!

きっと、マイナスイオンの力に癒されるはずですから☆