俺は、さゆを心の底から愛している。この気持ちはだれにも負けないつもりだ。地球上の誰よりもさゆを愛している自信がある。写真集・DVDなんか毎日観ている。さゆが一秒でもメディアに露出するならかじりつく。今夜もうさちゃんピースだって、東京だけど毎週聞いている。ちゃんと、一緒にうさちゃんピースをラジオの前でやっているし、おやさゆみんを言わずに寝ることなんてない。でも、悲しい哉、さゆは、こんなに愛している俺のことを知らないし、俺の気持ちを知ることもなく、日々過ごしているのだろう。愛しても愛しても、この思いは伝わらない。3分の1も伝わらない。むしろ、ゼロだ。なぜ伝わらないのか不思議ですらある。俺という1人の人間の全存在をかけて愛しているからだ。しかし、伝わることはない。それが、ゆるぎない現実である。でも、いくら伝わらないからって、虚しくなんかならない。だって、俺はヲタなんだから。