⚪︎発覚
6月膀胱炎、7月膀胱炎。
尿管結石について
6月、最初は腹痛がありました。激痛ではなかったのでお腹を壊したかなぁと思っていましたが、
膀胱炎用の抗生剤を飲んで治ったはずなのに、いつまでも頻繁な尿意がありました。原因不明の体調不良で何度もいろんな病院に行きました。泌尿器科にも行ったのに、そこで尿管結石を見つけてもらえませんでした(CTを撮る前日)。尿管結石は普通激痛と言われ、私はそうでなかったのと、コロナワクチンの副作用後でもあったからだと思います。その夜、熱が出て体調が悪く休日診療所にも行きました。問診票に6月から7月にかけ、膀胱炎、尿意などの記載をし、体調不良、吐き気を訴えました。しかし、熱があり、コロナ感染を疑われ、吐き気止めだけ処方されました。今思えばこの熱は腎盂腎炎からきてたのではないかと。2人の医師に見落とされ、最後に内科胃腸科のかかりつけ医が尿管結石を疑い、大きい病院でのCT撮影。そこで尿管結石が確定しました。
⚪︎尿管結石症
尿管結石とは、尿の成分が結晶になり結石が生じ、それが腎臓と膀胱をつなぐ尿を流す管(尿管)の途中にひっかかることで、激しいわき腹の痛み(側腹部痛)や血尿が起こる病気です。私の場合、激しい痛みはありませんでしたが…。結石によって尿の流れが悪くなると、腎臓の機能を低下させる原因になりえることがわかっています。働きざかりの30代から50代に多く、男性が女性よりも発症しやすいといわれています。結石の大きさや形、成分にはさまざまなものがありますが、頻度としてはシュウ酸カルシウムがもっとも多いです。メタボリック症候群や高尿酸血症、高脂血症など生活習慣病の基準に当てはまるほど、尿管結石にかかりやすいとされています。
⚪︎検査
紹介された病院Aにて
血液検査
尿検査
CT検査
レントゲンちょっと記憶が、曖昧ですが、こんな感じだったかと…。
紹介された病院Bにて
血液検査エコー
レントゲン
尿検査
心電図
エコーは結構時間がかかり、たくさんチェックされてる感じでした。
⚪︎治療
最初の病院
尿管ステント留置術(左尿管結石、腎盂腎炎、左腎臓と尿管の腫れ、水腎症も?)
説明されてもどんな処置なのか?まさかあんなに痛いとは思いもせず、短時間の判断でステント留置術にサイン。局所麻酔のゼリーなんか気休め程度で普通に痛い。恥ずかしいし、痛いし、プチ拷問です。でもこの処置のおかげで腎臓の負担が減り、手術もしやすくなったので、とーーっても嫌だったけど、必要な処置でした。今思えば、前日の熱も腎盂腎炎からきたものだったのではないかと。それもステントによって改善されたと思う。
腹部の痛みもなくなったし。でもそれから8月11日までずっと血尿で不安な日々を過ごしました。
紹介された病院
経尿道的尿管砕石術(TUL)のr-TUL(私の石は6ミリくらい)
尿管結石の治療にはおもに薬物療法と手術療法があり、結石の大きさに応じて治療法を提示されるようです。
ネットでは、4ミリ以下:薬物療法で、4ミリ以下の小さな結石では、水分をしっかりとり尿の量を増やし自然に結石が排出されるのを促しながら、排出を促進させる薬を内服してもらいます。友人たちは救急車で運ばれるほどの痛みでしたが、手術にならず、この治療でした。
10ミリ以上の場合、薬物療法+手術療法だそうです。10ミリ以上の大きな結石では自然に結石が排出されることが期待できないため、薬物療法に加えて手術療法を行うことが多いです。手術療法には、衝撃波を体の外から当て続ける治療(体外衝撃波結石破砕術、ESWL)や、尿道から内視鏡や器材を結石のある尿管にまで挿入し、レーザーで直接結石を砕く治療(経尿道的尿管砕石術、TUL)があります。TULには2種類あり、r-TULとf-TULがあります。r-TULは硬めの内視鏡のようです。f-TULは柔らかいので、腎臓の方まで治療ができるようです。この2つについては、そんな感じに捉えてますが、専門家ではないので使い分けはよく分かりません。
⚪︎入院期間
私の場合、9日間。手術前に入院し、手術後1週間で退院。
発覚後かかった費用などをまとめました。
○2021.7.30
・CT検査、尿検査、レントゲン、血液検査、尿管ステント留置術(←これが日帰り手術になります。生命保険でも手術扱いになりました)
病院代:26,660円
○2021.8.11
・血液検査、レントゲン、エコー、尿検査
CTなどを見て、速攻で手術ですね、と言われる。来週とか急には無理ですよね?と言われるもちょうど夏季休暇になるので大丈夫です、と答え、入院、手術日、さらにはステント抜去日まで決定する。診察の時に手術の説明があり、同意書書き、帰りには入院の説明を受けて帰る。
病院代:8,720円
○2018.6.18
入院(手術前日)病院代:8,720円
○2018.6.18
・栄養士さんとの面談
・手術室のナースとの面談
午後からシャワー。
20時以降絶食。水は次の日の朝6時まで。
○2021.8.19
手術日
朝6時、血圧の薬、6時以降絶飲食。下剤、浣腸なし。検尿
8時半・・・レントゲン9時・・・・手術着に着替え、パンツは自前。
9時20分・・点滴開始。
9時40分・・手術室まで歩いて移動。
9時45分・・準備開始。腰椎麻酔(脊椎麻酔)
これが苦手なので、若干過呼吸気味になり、右手が痺れる。足の感覚がなくなり、手術開始。
好きな音楽(嵐の。KAT-TUNが良かったんだけど)をかけてくれた。手術自体は24分で終了。手術は怖くないが麻酔が怖い私です。自分のベッドに移動させられ、自分の部屋へ。
11時20分・・夏なのにエアコン消して、バスタオル2枚、布団も2枚かけてもらうが寒かった。
この日はあらゆる管に繋がれて、食事もなし。
フットポンプあり。熱が37度ほど。術後の熱は問題なしとのこと。血圧100ちょっとと60くらい。血圧低い…。酸素チューブをつけてもらう。
13時30分・・暑くなり、エアコンをつけてもらう。だんだん足の感覚が戻る。 どこかのタイミングで抗生剤点滴。
16時・・・・・水を飲む。看護師さんと一緒。
16時・・・・・水を飲む。看護師さんと一緒。
ちゃんと飲めたので水(お茶)の許可がおりる。
18時・・・・・ほぼ足の感覚が戻る。ベッド上で安静。出来るだけ起きあがらないようにとの事。
夜中の2時に抗生剤点滴。
明け方の4時まで眠れず、睡眠導入剤を一錠飲む。
○2021.8.20
朝5時50分、検温と血圧測定。熱は高め、血圧低め。
7時45分・・・尿管を抜く。今までつけたのより太い。手術中に水も流したので、太いのにしてあるらしい。
8時・・・・・一日ぶりのご飯。8時・・・・・尿量を記入の指示。
12時・・・・昼食。
12時・・・・昼食。
夕方・・・・点滴終了。
19時・・・・シャワー可になる。
○2021.8.21
午後からは少し良くなり、シャワーを浴びる。
○2021.8.22
夜中に急患か急変か分からないけど、廊下が騒がしかったのもあり、寝不足。検温、血圧測定も寝たまま、寝ぼけたまま。
朝ごはんも寝ぼけたままもらう。
半分寝たままぼちぼち食べる。その後はぼーっと24時間テレビを見る。体調はいいようなそうでもないような…。尿は通常色。ステント入れてるのに血尿じゃないから嬉しい。
○2021.8.23
特になし。
朝から熱が7度3分。午後には7度5分。
頭が重い。熱には強いから普通に元気な患者。
○2021.8.25
特になし。
◯2021.8.26
退院。
退院。
午前中のうちに退院。
入院にかかった費用 : 155,896円
(内訳)医療費: 77,491円
特別室使用料: 47,520円
職場提出診断書: 3,300円 入院時食事療養費: 15,224円
生命保険診断書: 12,001円
その他 : 360円
早い段階で限度額適用認定証を申請してました。支払いは全てクレジットカードにしました。病院では一括です、と言われますが、NICOSなどは後から電話やネットで分割にできます。
外来で尿管ステント抜去。
10時に予約。レントゲン、エコーの検査のみ。
尿検査なし。
12時半頃診察後、ステント抜去で別室へ。
産婦人科っぽいベッド。もう昨日からずっとドキドキ。消毒の段階でも怯える。局所麻酔というゼリーのみの気休め程度の麻酔。
息を吸って吐いて〜のタイミングで内視鏡挿入され、途中から痛い、痛いと訴えるも処置は続く。モニター見れたので、見ていたらステントが見えて、その瞬間モゾッという感覚でスタントが抜けて抜くときは痛くなくあっという間だった。内視鏡にはゼリーがついて最初は痛くないが、その内視鏡を通って次に入ってくる器具(ステントを引っ張るため?)が尿管に入るのが痛いんだと思う。その後も何か奥の方(尿道あたりかな?)が痛い感覚があり、恐怖や緊張もあってかゆっくり歩いて会計へ。その後は運転して家へ。昨日からの緊張で疲れたのか16時過ぎから21時まで爆睡。
病院代:6,410円
今回も診療明細には手術と記載されてます。しかし、多くの生命保険では手術にカウントされません。
○退院〜9.3
自宅療養