僕は今、キャバクラのショータイムで流れる映像の制作を行っている
ショーキャバクラのキャスト(最近はお店の女の子のことをこう呼ぶ)をより可愛く、より魅力的に、要はお店の商品である女の子の価値を高めるための画像を
それらは店内のモニターに流れたりSNSで発信したりしているのですが、実は最近、その作っている映像の評判が良くないのです
誰の評判が悪いかというと、お客さんでなく女の子に
そう、お店の女の子たちからの評判が良くないのです
なぜかというと
今現在、インスタグラムやTikTokなどのSNSで一般的に流れている女の子の画像はスマホアプリの力によってかわいく加工されていて、本人をより魅力的に見せるように作り込まれており、僕が作っている画像は基本的に加工なしで、ありのままの女の子の姿を映し出していたから・・
現在のアプリの加工は凄いもので、本人の原型なんか関係なく、色味や明るさの調整だけでなく、輪郭や体の線をも修正し、なんだったらお婆ちゃんを若い女性に変化させることだって可能になっている。そんな加工全盛時代に慣れた店の女の子たちはありのままを見せる手法に疑問を呈してきたのです
もうアプリを導入するしかない
僕は仕事の存続のためにアプリの導入を決意したのです
アプリによって加工された店の女の子たちの画像は彼女たちを満足させるものへとなりました、めでたしめでたし
ではなかったのです
ある日、お店のマネージャーからお叱りを受けることになったのです
「三嶋くんダメだよ、アプリの加工はダメなんだよ、写真や映像だけで終わるならそれでもいいんだけど、実際にその写真を見てお店に来てくれるお客さんだっているんだから、実物と違いすぎたら、それはそれでまずいでしょ!嘘はダメ」と
輪郭や体の線までのアプリ的な修正は封印し
色味や明るさななどのわずかな補正だけで、あくまでもナチャラルな形で魅力的で正直な画像を提供する必要が生じたのです
う〜ん
色々探して辿り着いたソフトがDxO のPhotoLabというもの
あくまでも自然に美しく女の子の姿を変化させてくれ、嘘と本当の境界線のギリギリを攻めてくれるありがたいソフトなんです
整形でなくあくまでメイクで美しく見せるといった感じ
今は、店の女の子も客さんもまあ喜んでくれて、ええ塩梅の画像を提供できています
よかったよかった!