実践「営業研修」その1「営業とは?」の中で、見込み客という言葉が出てきたと思います。



今日はその「見込み客」について話をしたいと思います。


どのようなサービス・商品でも、その提供するサービス・商品を「買っていただけそうな見込み客」と「そうとは思えない見込み客」が存在します。
つまりニーズが明らかになっている「ニーズ顕在化見込み客」と売買どちらの立場に於いてもニーズが確認しづらい「ニーズ潜在化見込み客」があるという事です。



少々極端な例になるが、自動車をセールスする場合で考えてみよう。

「対象となる顧客が自動車を保有しており、車の代替需要が5年周期で発生する。」という場合、営業マンは5分の1の確率で「ニーズ顕在化見込み客」と出会うことになります。逆説的に言えば5分の4は「ニーズ潜在化見込み客」と出会うことになっているのです。


残念ながら、現在のような経済環境の中で、上記のような事例はほぼ当てはまらないでしょう。
耐久消耗品に至っては買い控えが起こっているので、「ニーズ潜在化顧客」が圧倒的に多くなっているだろうし、生命保険業界のように、元々「ニーズ顕在化見込み客」が極端に少ない業界も存在します。



「ニーズ顕在化見込み客」に関しては、そのサービス・商品を購入する事により、顧客が抱えている課題を改善する事が、営業・購入双方の立場で共有できている。
では「ニーズ潜在化見込み客」に関してはどうであろうか。
どのタイミングで、いかにしてニーズを喚起すればクロージングできるのであろうか?


非常に重要な事を教えたいと思います。

「見込み客は、常に『顕在・潜在ニーズ』という『移動サイクル』の中にいる」という事である。

つまり、「潜在化サイクル→顕在化サイクル」を起こす唯一の武器である、購入者側の現状に対する「不満」を味方につけろ!という事である。


「見込み客」をしっかりと分析せずに、「この見込み客はダメだ。」と客観性の欠いた営業をしないように注意しましょう。

今日はこのあたりで。



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