NY株大幅続伸、ダウとS&Pは2年ぶり高値
[ニューヨーク 4日 ロイター] 4日の米株式市場は大幅続伸し、ダウ工業株30種とS&P総合500種は2年ぶりの高値で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による前日の追加金融緩和決定が引き続き相場を押し上げた。
10月の小売り各社の既存店売上高が総じて予想よりも強かったことも支援材料となり、S&P小売株指数は1.7%上昇。アパレル大手ギャップ(GPS.N: 株価 , 企業情報 , レポート )は6.1%急伸した。
FRBの追加緩和発表後には売り込まれるとの予測に反し、市場では国債買い入れによって銀行セクターに流入する大量の資金への期待が高まった。
チェース・インベストメント・カウンセルのプレジデント、ピーター・タズ氏は「FRBのニュースは商品関連銘柄を押し上げ、他のセクターにも波及している」と述べた。
FRBの追加緩和と中間選挙での共和党躍進が企業業績にとってより有益な環境を生み出すとの期待感から、S&P500は9月初め以降、約16%上昇している。ダウはこの日、2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻後の最高値で取引を終えた。
NY市場概況 ドル安も、通貨ごとに値動きが違う
:2010/11/05 (金) 06:40
その他の通貨でもドル安水準での推移が続いた。ドル円は80.60-70レベルにこう着。5日の日銀金融政策決定会合を見極めたいとのムードがあった。豪 ドル/ドルは1.0175レベルへと上昇、変動相場制移行後の最高値を更新した。今週の豪中銀理事会では予想外の利上げが実施されたが、これに資源国通貨 としての買い圧力も加わった形。ドルカナダは10月Ivey購買部協会指数が予想に届かなかったこともあり、1.00台前半での揉み合いに留まった。
NY市場概況 ドル一段安、昨日のFOMC追加緩和受け
:2010/11/05 (金) 06:35
4日のNY市場は、昨日のFOMC追加緩和策を受けてドルが一段安となった。取引序盤にユーロドルは1.42台後半、ポンドドルは1.63近辺、ドル円は80円台半ばまでドル安が進行した。
NY株式市場ではダウ平均が200ドル超の大幅高となり、2008年9月のリーマンショック前の水準を回復した。米国債では特に10年債が買われ、利回り
は2.50%を下回っている。10年債は追加緩和で主要な購買対象となる。また、金や原油といった商品市況も大幅高となった。金先物は最高値を更新し、
1400ドルを射程圏内に捉える展開。追加緩和が今後のインフレ期待やエネルギー需要増への思惑を広げた。
また、ECBは予想通り政策金利を据え置いている。これを受けたトリシェECB総裁会見では大きなサプライズは無かった。12月会合で今後の流動性供給に
ついて議論すると表明されていた。序盤に発表された米新規失業保険申請件数は45.7万件と前回よりやや悪化したが、相場への影響は見られなかった。