読書の秋
ですね。
私も本は大好きですが、本当に感動した本は何年たって
も心が忘れられないものらしく、折にふれ突然思い出す
ことがあります。
そのなかの1冊 『アルジャーノンに花束を』
これは後に映画化されて知ってる人も多いと思いますが
私は本で読んだだけです。
多分10年以上前に読んだので肝心なところは記憶が
あいまいかもしれませんが・・・・、
知恵遅れの少年アルジャーノンが、それでもパン屋で簡単
な仕事をもらい働いていていました。
からかわれ、いじめられ、そんな姿をみて笑う仲間ばかりの
職場です。
ところがある日、彼は実験に使われます。
そしてみるみるうちに物凄い天才になるのです。
でも彼は、自分が賢くなり色んな事がわかってしまうと人生
の辛さを知りました。
そして自ら元に戻りたいと、消えていくのです。
この本の凄いところは、アルジャーノンの日記風になっていて
最初の方のページは、句読点もない全部ひらがなの文章で
『えー読みにくい!
』 と、嫌になるほどでしたが彼の実験が
とページが進むごとに、今度は 『 む、むずかしい・・・
』
と思えるような文章になっていくのです。
特に若い時などは、自分より知識の少ない人にはほんの少し
でも (少なくとも自分が得意な分野では) 上から目線で見た
ことはないでしょうか?
この本を読んだ感想は、もしかしたら私もアルジャーノンじゃ
ないかと不安になりました。
自分は普通だと思っていても、自分より知識があったり、経験
が豊富だったりする人から見れば、みんなアルジャーノンと
同じなんだな、って思いました。
だから、いつもおごり高ぶらず謙虚で学ぶ事を続けなければ
いけないし、少しくらい何か自分より知らない事がある人にも
消して見下したりしてはいけないということでした。
そう、他人からみればきっとみんな同じなんですよね。
若かった私には本当に衝撃的な1冊でした。
秋の夜長、まだ読まれてない方はぜひ![]()