八千代の側溝泥に高濃度放射性物質、清掃工場で47トン保管。泥は調査対象外のため放置状態(4/12 産経新聞)
- 千葉県八千代市内の側溝から高濃度の放射性物質を含む泥が大量に見つかり、回収作業が続けられていることが、県などへの取材で分かった。市は、埋め立て処理が可能な国の基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を超えた約47トン(2月末時点)を清掃工場で保管している。汚染は市の独自調査で判明したといい、関係者は県内の他の地域でも「調べれば出てくる」とみている。
同市は平成23年12月ごろ、市民から「道路の側溝周辺の放射線量が高い」との通報を受け、側溝の清掃で除去した泥を調べたところ、放射性物質の濃度が基準値を超えていることを確認したという。雨で流された放射性物質が側溝で濃縮されたとみられる。
市は、その後も市内各所の側溝で泥をさらい、基準値超のものは市内の清掃センターで順次、保管している。これらは放射性物質汚染対処特措法により、国の責任で処理することとされている。市は、国が県内に整備する最終処分場が完成すれば搬入する計画だ。
国が、汚染物質の対処のため濃度測定を義務づけているのは、主に下水道処理施設にたまった汚泥と、ごみ焼却施設で発生した焼却灰。県内で確認されたものは、県の手賀沼終末処理場(我孫子市、印西市)などで一時保管されている。
ただ、側溝の泥などは濃度測定が義務付けられておらず、市町村などが独自に調査しない限り事実上放置されている。
このため県の担当者は、局所的に放射線量が高い「ホットスポット」を抱える東葛地域などで、新たに基準値を超えた泥が見つかる可能性は「ないとは言えない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130412/chb13041213160001-n1.htm
