アニー・ホール [DVD]

¥2,394
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  そういえば、大学時代にすすめられてた映画で、まだ観てないものって結構ある。
  これは、そのうちのひとつ。
  
  ちょっと時間に余裕がなかったので、20分程観て、日を改めてちょっと巻き戻して観た
  のだけれど、私にとっては、疲れてるときに一気に観るよりは、ちょっと予習した後に
  復習しながら観たことが、とっても良かった。
  恥ずかしながら、ウッディアレン作品をきちんと観たのは今回が初めてだったと想う。
  が、アニーホール、全編通してお洒落だし、頭がいい。世の中に出ている映画監督さん
  たちはきっと皆さんそうなんだろうけれど、でも、世に溢れる常識的な映画の流れを
  器用に大胆に壊している感じがとっても好みでした。
  ああ、そうそう、こんな感じ、こんな感じ。っていうシーンがいくつもあって。。。
  こんな男も、こんな女も、私は好きです。
  友人のおすすめ通り、ラストもよかった。ほんのりと、自分の中にある人生に対する
  誰も教えてくれない謎が解けたような気がしました。
  ウッディアレン作品の入門編としても、人気が高いようですね。 

  最後に、Wikipediaに素敵なお話があったので、ここに転記させていただきます。

  『1995年、ウディ・アレンは当時のことを思い出して述べている。
  「アニー・ホールの衣装係の女性がやって来て、彼女(ダイアン・キートン)に
  あれを着ないように言って下さい、あれを着てはいけません、ばかげてるわ、
  と言う。ぼくは言ってやった。ほっとくんだ。彼女は天才なんだから。
  ほっとこう。彼女が着たいものを着せよう」。』         
  
  素敵ですよね。