mishan no oto-,

   (C) couramiaud - horse created by Lauri Faggioni

    久々に、映画鑑賞のキロク。

    
    「恋愛睡眠のすすめ」

    ミシェル・ゴンドリーの新作を観る前に、観なきゃ観なきゃと想っていたのだけれど、
   半年以上会っていなかった大学の友人Y.Iちゃんと会う事になって、急に観たくなって
   TSUTAYAに駆け込みました。さっと一本だけ借りてTSUTAYAを出るなんて、久しぶりで。
   結局、この映画の話を話題にはしなかったのだけれど、会う前に8割くらい観て、
   会ったあと、変な緊張感で眠れなかったので続きを最後まで観てしまいました。

   と、前置きが長くなったけれど、私の目が確かなら、これはデジタル撮影の柔らかなトーンが
   作品の世界観を心地よく見せていて、なんだかいいなぁ。というのが、最初の印象。
   (間違っていたら申し訳ないです。)
   ファンタジックに作り込まれた実写と手作り感たっぷりなアニメーションが自然に融合された
   心あたたまる映画でした。
   心あたたまるって言っても、感動系ではなくて風変わりな世界の
   お話なんだけど、リアルに感じる人も結構いるのではないかと想っています。

   ラストの持っていき方は、こうなのかーと思いながら、呑み込まれて音楽も程よくて
   ほろほろと涙してしまってました。ここで泣く人はあまりいないんじゃないかって
   勝手に想いながらも、泣いてしまってました。

   俳優陣も、世界観にぴったりで、主演のガエル・ガルシア・ベルナルは、憎めないキュートな
   感じを画面いっぱい出してたし、ヒロインのシャルロット・ゲンズブールは、こちらも、
   飾らないけど味のある可愛らしい女性な感じがとっても良かったです。

   ミシェル・ゴンドリーの映画は、やっぱりいいなぁ。ちょっと理解できないっていう人も
   ぼーっとでもいいから、最後まで観て欲しいな。って想える映画でした。




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