WASTE PAPERS

WASTE PAPERS

気が向いたら書きなぐる、無駄にクドアツ長い話。

the GazettE日本武道館お疲れ様でした。今もその余韻の中にいます。
何の情報もない、ただの感想というか余韻に浸っているだけのメモ。

やっとここにたどり着いた、声出し解禁のライブ。
まず、冒頭のSEの時点で、声が聞こえる、出せる空間に感極まった。
本編の時点から、セットリストにも、その場の空気、熱、メンバーの言葉…全てに感謝と愛を感じた気がするし、
夢中だったと同時に、何だかひたすらに、感謝の気持ちでいっぱいだった。
このアルバムで見たかった景色と聴きたかった全てがあって、凄く、MASSのFinalを感じる。
ライブを反芻しても、様々な景色が駆け巡り、言葉にならないのだけれど
この景色を渇望してここまで来た、感覚がある。
最後の最後、のLAST SONGは、会場一帯を見回して眩しさに眩んだ。この景色を、ここで観たかった。

ルキさんのアンコールのMCには無性に涙が止まらなかった。
その言葉をちゃんと全て覚えているわけではないから、その言葉を記載する事は出来ない。
でも、色んな感情が溢れて収拾がつかなくなった。
生で、ルキさんの声で、あの言葉を聞けて良かったと思う。
本当に、ここに還ってこれてよかった。諦めなくてよかった。
思えば私にとってはthe GazettEの声が出せるライブに参戦するのはもう7年ぶりになっていた。本当に、長かったなぁ…
個人的な事だが、折れそうになったり、私なりに人生楽しいから一生ライブ行けなくてもいいかな。と思った時期は私にはコロナ禍前にあった。
一番大好きな景色の一部であれるのは難しいかもしれない。そうであれば、行っていいのかな…とか。
今にして思えばお前その程度でその考えか心弱いな、な状況でもあったけど、自分なりに愕然としていたのが真実でもあるので。
鮮やかすぎる代々木の景色に、還ってきてよかった、と思ってここまできたし、
武道館の景色を観て、やっぱりそれを出来るだけ長く続けられますように、とも、思った。
すげぇ綺麗だったな。
そして、上から降ってくる、武道館の声援をメンバーの皆さんがそれぞれに受け止めておられた景色を思い出す。
全員が視界に入る場所、全員のその姿、が瞳に焼き付いてる。
あの景色は肉眼で見る事に集中できてよかったなぁ。

肉眼で見ていても凄く楽しく、特にやっぱりミドルテンポ部分は聴くと全員の景色の集中できるのが凄く良かった。
光のおりなす演出も美しいので、やっぱ大会場で全景を見る、すばらしさを感じる。
濁には息を呑んだなぁ。ステージ全景が凄くたまらない所に、リーダーがドラムを叩く姿のかっこよさよ。
なんだろう。あの独特の熱をはらむかっこよさって、スクリーン観てるよりたとえシルエットでも肉眼で味わう方が味わえる感じはある。
全てがたまらなく最愛のドラムだけれども、濁のドラムは特に絶対にライブで聴きたい。凄く独特に、呼吸に熱と感情をはらむ感じがする。
私はリーダーが持つ独特の余韻や呼吸が好きすぎて最早本能で愛しているけれども、濁のドラムすげぇ好きなんだよな。
叩く姿もすさまじくかっこいいし。改めて、あぁ、濁のドラム叩いてるリーダー最高、好き、思ったなぁ。

一方、もう、ほんと、相変わらず、カメラさんに、土下座。
私は北から観たい主義なので、実は注釈付き指定で北東北西は出てないかしら…とか、座席発表後にすんごいツイッターを検索していたりもしたのだけど、
スクリーンが素晴らしすぎた。結構リーダーよくうつってたのかしら。私がスクリーン見た瞬間とリーダーがばっちりあってた?愛し合ってる?
えっと。全然違うことを言ってみたが、大会場カメラならでは、凄く見たかったアングルの全てがあった感じですげぇいい。
私の北スタンドはスクリーンにあった気もする。
あらゆるアングルが凄く好き最高カメラさんありがとうございます結婚してください、な中で、凄くぐっときた景色は、
北スタンドというか、北西北東感のある、リーダーの向こうに客席が見えた景色。この景色をいつか肉眼で観てみたくて北から観たい。
ルキさんの背中とか、上空からのれいたさんとか、メンバーの大会場カメラならではの景色もすっげぇかっこよくて、あー、ほんとリーダーの場所っていいなぁって思ったし
勿論リーダーの背中すっさまじくかっこよすぎて、背中映る度に、リーダーすきぃ、しんでたし、あぁ、やっぱりいつか北スタンドで観たい、思ったりして。
肉眼でじっくり観ている時に、生の空気のすばらしさのようなものはあるものだし。
北スタンドも開放するバンドは北指定券出してくださればいいと思う。
絶対に欲しがる人と絶対に嫌な人くっきりな席だし、嬉しい人が確実に取れる方が皆幸せじゃないかしら。
北への思いが長すぎた。武道館だもの。

全景や場の熱をどこまでも味わいたいミドルテンポやMCでは映像がうつらなかったのも、含めて、本当に素晴らしかった。ありがとうございます。


セットリストは流れも含めて素晴らしかった。
中でも本編で凄くいいと思ったのが、13STAIRS[-]1。この曲のはらむ絶望や闇のようなもののMASSとの対比構造の美しさ極まりなく、息を呑んだ。
DIM曲の中でも最もMASSと対極にある感じもする曲、翻ってやはりMASSも鮮やかに輝く。
そして、13STAIRS[-]1の個性がまたたまらなくいい。凄く好きな曲、だけど、一層たまらなく感じる。対比構造の相乗効果。
13周年を思い出したし、市川で無かったのもこの日のためなのだろうけど、いやほんと最高の対比だった…
DIMとMASSの掛け算もまた観たいなぁ…

そして、GTH。
リーダーのかかってこい、の後に、耳を疑った。夢かと思った。泣いた。
Rideだと思った、あれはRideだ、と仰る方もツイッターでよくお見かけしたの凄く分かる。
私の中ではGTHな理由はあるんだけど、すげぇRideっぽくて、え、どっちだろ、最早私の定義間違ってんじゃね、どっちでもいいよウワーンこうしてれいたさんに煽られて皆でオイオイしたかった泣いた。
いやどっちでも正解でしょ、だし、メンバーが内心Rideだと思いつつ天邪鬼にGTHとセトリに出しておられた、が裏話だったとしても驚かない。
どっちでも正解のように構築して下さったんじゃないかなぁと妄想しておく。
やっと皆で声を出せるこの時に、最早私がライブ休む前から実家に帰っていたRideは絶対帰ってきて来てほしかったし、
私はGTHだって最早何年ぶりだろう。会いたかったよ。
こう、GTHをやってくださって、本当に、ありがとうございました。

UNFINISHEDで本編が終わる、時に、あぁ、最後の最後にLAST SONG来るのだろうな、と思い、
そして、本編がUNFINISHEDで、アンコールがTOMORROW NEVER DIESで終わるのが凄くいい。
ずっと客席を見回してしまった。キラキラしてた。やっぱり感極まった。
そこに愛と希望と幸せしかないというか。幸せに眩む。
LAST SONGが最後の最後だ、と思うからそれゆえに、ダブルアンコは絶対にここでは帰りませんし帰しません、の気持ちで何か気づいたら夢中で絶叫してたな。
最後の最後に持ってきてくださるメンバーに全身全霊をかけて応えたい気持ちというか。
今までとは違った感覚で夢中だったし、何かその感覚って凄く幸せなことだなぁと、メンバーが出てくる歓喜の中、感じたりして。

そして、LAST SONGよ。やっとここにたどり着けた、幸せにどこまでも眩む。この曲、この歌詞を声が出せる武道館で聴いたら涙出るかも、とは覚悟してたけど、ほんと視界が滲んだ。

 

いやぁ…ほんと盛りだくさんで収拾なんてずっとつかない気もしてるけれど。

本当に、幸せと感謝と愛にあふれた、最高のライブだったと思う。
the GazettEのファンで良かったし、あの場にあれてよかったし、生きてて良かった。
コロナ禍前からの紆余曲折思えば、これから一生ライブに行き「続ける」、が、たやすい事でもない事は理解している。
ほんと麗さんのおっしゃる通りで、これからだって何があるかわからないもの。
でも、それは叶わぬ夢ではないようにも、思ったりする。
メンバー達の事は信頼しているから、後は本当に、私が出来るだけ長く、ライブに行ける健康な体で、ついていく事が出来ますように!

次のクリスマスも楽しみに。