HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)副反応禍以来、何度にも渡り、そして先月にも、またつい最近も、連続して人から私にとっては悲しく、心ない、不愉快な言葉を言われました。

不愉快どころか、とうとう思いっきり心が砕けました。

相手は様々ですが、HPVワクチン副反応問題のことは少しでも知っている人だったり、医療関係者もみえます。

 

私は任意接種の自費接種者です。成人で、緊急促進事業の任意接種の公費助成対象年齢ではありません。

 

その違いには、副反応闘病者に対して、救済支援、医療面、そして世間の認識の難点、それらの格差等や、年齢差による「壁」があります。

 

 

 

 私が、人に体調が悪いこと、副反応のことを伝えると、心が砕ける言葉が、

「どうして打ったの?」です。

初対面だと特に失礼だな、と思います。副反応のことを伝えたら、まずは、症状や体調などの安否だと思うのですが。副反応への無理解云々の話以前です。

それは、「どうして?」と文字通りの質問や心配などではないのです。

レベルの差はあれど、興味本位のように、わざわざお金を払って打ったの?とか、さらに10代の子が打つワクチンなのに知らなかったの(医学的事実はなく無知さとして)?、ひどい場合は侮蔑的な含み、「非難」ととれるものまであります

ご丁寧に医学的な見解から行政制度まで不可解な「持論」を語られることもあります

医療機関でこれをされると診察どころではありません、そのまま診察時間が終わって無駄な時間に憤り帰ります。医療的・治療的に必要がありそうなことがあればですが、例えば既往症でもこちらから問診で伝えます、しかしそういう問題ではありません。

世間の身近な方でも不仲になった人もあります。

人間関係まで上手くいかなくなるなんて悲しいことです。

 

 私の副反応と闘っているのとは無関係なこととして、私はお答えしません

 

今は、HPVワクチンの有効性や安全性、必要性や性感染問題など、その他、様々な情報が氾濫していて、何が正しい情報かもわからないのが現状です

今となって、後になってからなら何とでも言えます。

「非難」できるくらい詳しいなら、私に言うのではなく接種が推奨されていた時に医療界へ問題提議してほしかったものです。そんな「無知だという人」でも任意・自費接種できない制度にしておいてくれればよかったのではないですか。

 

 

 

 同じく心砕ける言葉に、

「自ら進んで・・・」「自分の意志で・・・判断で・・・」などもあります。

自由意志ということを言いたいのか、しかしそれを大仰な言い方に変えていると思えますし、副反応の責任の所在を自己に決めつけられていると思えてなりません

例えば、厚生労働省担当者や自治体窓口の行政等は対応できない理由としてマニュアルのようにこういった言葉を浴びせますが(行政は自費接種者の副反応にはほとんど無対応です、救済や補償の制度内容も狭くて異なります)、

それは事務的な予防接種法・緊急促進事業の公費助成の対象年齢などの制度の「違い」のことであって、ワクチンという医薬品による副反応を、まるで自己責任の所在問題かのように本人のソフト面の意志・判断能力を副反応の発症者に対して最前面に絡めて使うのは好ましくありません、問題のすり替えのようで避けるべきです

世間も洗脳されてしまい困ります

 今週、接種歴がある子の母親とのちょっとした会話で、ワクチン副反応の「被害」について話した中での言葉が、「うちの子は案内が送られてきたから接種は半強制的ですよね、あなたは自分から進んで打ったから、違いますよね」でした。

副反応の「被害」が違うという、私にはその母親の深い真意まではわかりませんが、世間はそんな目で見ていたのか、ここまで言われるとはとかなり驚きました。

私は「私は誰かに半強制されても年齢から自費接種ですし、あなたの子の場合も案内があっても選択はできますよね、女性には接種が当たり前かのような積極的な推奨の状況下のワクチンだから接種をした、それは同じですよ。」と違うということはないと理屈でお話ししましたが平行線でした。

誰が発した言葉でも、差別視、非難や侮蔑的な含みがあれば、それは論外です

 

止めていただきたいです

 

制度の違いは対象年齢で、無料か有料だったかということで、頭から差別視、別に見られるのが大きな疑問で耐えられません。国が認可し推奨したワクチンを、接種することを選択して医療機関で接種したのは誰も同じです

 

今では有効性も接種適否や禁忌者も疑問、そして安全性がないことは副反応を被った本人が一番分かっています。

有効性もなく、こんな危険性があると分かっていたら接種などしません。

誰でも分かるように、それを判断できるほどの材料、意志が持てるほどの情報として出されていましたか?私の目にも耳にも、入りませんでした。

 

 

 

 「どうして打ったの?」って、そんなにめずらしいですか?間違ったことですか?

もし間違っていて、副反応に苦しんでいたら、やり切れません。

どのワクチンだって自費接種できるのも同じだと思います。

副反応が多く知られる前、積極的な勧奨中止前の当時は、女性は誰でも何歳でも接種できます、効果があります、子宮頸がん及びその前駆病変が防げます、接種しましょう、と強く広く普通に違和感なく推奨されていました

案内が個人的に来なくても、国によって対象年齢の公費助成が制度化されるほどに、有効性と安全性があるかのように印象付けられます。

特に成人女性の年齢では子宮頸がんの発症率が高く、危険だともいわれていました。

例えば、私が接種した医療機関、そして今、治療で掛かっている医療機関も、接種推奨がされていた当時、その女性スタッフのほとんどが年齢を問わず(ベテラン年齢のスタッフも医師も)接種したと聞きました、当時の推奨状況から、私はこれらの医療機関に対しては何ら問題を感じていません。

 

実際に、サーバリックスの場合、緊急促進事業が実施される以前はすべて自費接種で、初期の頃は、20代、30代、40代、50代の方の副反応報告が圧倒的に多いです、その人数が接種者数と比例しているということでしょう。(そして何歳で接種しても副反応が起きるという危険性が読み取れ、解ります)

 

今でも、厚労省、製薬会社、裁判での製薬会社の弁護士の意見陳述、そしてHPVワクチン推進派の医師方々は、誰でも何歳でも(厳密には45歳とか?わかりませんが)効果があって接種できますと言われていますね。

接種した私が非難されるかのような言葉を世間で言われていますが、どういう情報提供で推進がされていたのか、されているのでしょうか?私の接種は間違っていましたか?世間が理解できる、私が世間にも悩まされなくてもいいように推進することをまずはお願いしたいです、適正でない推進ならお止めいただきたいです

 

 

 

 さらに、これらの心ない言葉の含みの先には、自費接種→(めずらしい)→自由意志→自己責任自業自得があります。

まさか、副反応に遭うなんて、そして同じ薬液の副反応なのに行政の無対応や救済の制度も異なりる、かなり差があるなど、詳しいことは知りもしませんでした。副反応被害は同じです。

副反応に苦しんでいる中、非難、差別視、さらに副反応を発症したら自己責任、自業自得で、自分自身で納得するものだとも言われては耐えられません、それは「不条理な問題」だと思います、認識も制度も改善していただきたいものです

HPVワクチン副反応被害による二次被害です

副反応「被害者」だと、とても言える気持ちには、なれなくなりました。人にも言いたくないので話さなくなりました

 

今は不幸にも副反応を発症して、様々な危険性などの情報などを見るにつけ、後悔しています

でもそれは心が砕けるような落ち込みではなく、「明るい方へ明るい方へ」と気持ちを向けて前向きに頑張っているのです。

 

 

 

HPVワクチン副反応はワクチンを接種したことによる薬液からの健康被害の問題です。

 

 

 多くの問題を抱えているにもかかわらず、今でもHPVワクチン接種は中止されていないという問題。定期接種はできるが積極的な勧奨はしない、という判断し難い状態、接種者に委ねられても余程の知識力がなければ判断できないのではないかと思います。

 そもそも副反応に遭った私はこんな危険なワクチンをお勧めしませんが、

私が、私のように心砕ける辛い思いをしないために言えることは、

任意接種・自費接種はお勧めしません

今は混乱するほど情報がある中ですが、取捨選択をして、それでもどうしても接種したいと意志を持って判断できる方が接種するなら定期接種です。あくまでも制度上、副反応が起きてもどうして打ったのかも無用、自己責任でも自業自得とも言われることも無く、厚労省も自治体も対応し、予防接種法に基づいた救済制度もあります(認められればですか、とても難しいようで期待はできません)。

しかし、定期接種に指定されていること自体がおかしい、定期接種であろうが制度など関係ない従わなくていい、わざわざ危険な渦中に飛び込むこともない、副反応の接種禁忌者も解明されていない、混乱するほどHPVワクチン問題や危険な情報が挙がっているのに、どうして打ったのか、自己責任、自業自得とも言われかねませんので、接種は止めることです。

 

 

(注:私は、反ワクチンでもワクチン推進派でもありません、HPVワクチンを接種して副反応に苦しんでいる人です。

長く悩み、時間を掛けて書き記しました。

私の辛い経験からの私見ですが、ご理解いただけると幸いです。)