Life goes on | 関東からカリフォルニアへ。20年後にまた関東。

関東からカリフォルニアへ。20年後にまた関東。

リアル・スナフキンなライフスタイルがお届けする憩いのあれこれ。発信基地(アジール)はここ、憩いクリニック。

 

成人の日。

 

風が冷たくて

やっぱり今は冬なんだって感じた日。

 

みなさんお元気ですか?

 

 

ホッとしてってね。

 

 

とある有名Youtuberさんのご自宅にお招きいただき

久しぶりに社交の場に身を置き

ちゃんと人と接した憩いちゃんです。

 

彼は古民家再生などの

マイホーム系ユーチューバー

そんなカテゴリーあるのか知らんけど

 

なのです。

でも英語オンリーで配信していて

メディアの露出も日本以外なので

 

日本に暮らして

日本から配信してるんだけど

日本の外で評価されていると言う。。

 

 

 

マイホームにお邪魔したので、

いくらメディアに露出している人とは言え

詳細は触れないけど

 

久しぶりに

本当に久しぶりに

日本以外に住んでた人しかいない空間で

 

私は己のピントのズレを気にせず

みんなの会話が

日本語から急に英語になったり

時としてルー大柴が憑依したり(私にだけ)

 

とにかくテキトーにいられたので

気が楽だった。

 

 

そのお家は

購入した時点では

何十年も放ったらかし状態の

ボロい廃屋、室内は泥棒が入ったみたいに荒れ放題、

庭の草はボーボー。。だったらしい。

 

 

それを数年かけて丁寧にリノベしていき

 

日本的な古民家の風情を残しつつ

同時に西洋の伝統的な木造建築の美と

バイブスを感じる

 

 

唯一無二の憩いのキャッスルになってた。

そこに暮らす彼ら一家も

とても幸せそう。

 

庭で肉焼いてたら寄ってきた、

地域猫まで幸せそうだった。

 

でも彼らは

マイホームがあるから幸せなんじゃなくて

 

幸せが先にあって

あったから『その先』を想像できた。

 

『その先』に見えたのは

のんびりした環境で

なるべく自分たちの手で

自分たちが心地よいと思える空間を

作って暮らすと言う

 

 

ライフスタイル

 

 

当たり前だけど

結婚にしろ

マイホームにしろ

 

それは生活が激変するキッカケに

なることは間違いないが

その後も人生は地味に続いていく

 

Life goes on なのだ

 

 

 

だから

 

 

いま、幸せを感じる

いま、このままで

 

いまここで

なんかいいなぁ〜って感じられる

情緒をきれいに保つ。

 

その先に見えてくるのが

幸せの スイート ホーム

 

つまり

 

物質(カタチ) ではなく 情緒が先に叶って

そしてその感覚が具現化するってことになるけど。

 

 

 

知り合いの方で

30代でFIREした人の話を

ちょうど聞いたところだった。

 

彼女は会社員時代

節約を心がけながら

10年かけて

 

自分のライフスタイルを見出した

 

 

古く安い賃貸のアパートでも

住めば都で幸せなこと

 

旅行が好きなこと

大切な人に贈るギフトはケチりたくないこと

 

それ以外は細かく家計簿をつけ

節制し節約する生活で充分幸せであること

 

これを10年続けて

そしてついに、

 

幸せに暮らすには

月収10万あれば事足りる

 

満員電車に乗って

決まった時間拘束される生活は

安定しているけれど

 

もう手放そう。。

 

そう決めて

仕事を辞めた。

 

現在は10万円入ってくれさえすればいい

と言う新しい価値観で

のんびりお仕事して

日々の暮らしを営んでるとのこと

 

Life goes on 

 

FIREと言うと

早期引退=一切働かない

と言うイメージがあるかもしれないが、

それは違う。

 

生活のために仕事をしなくて良い環境を整備できた人のことをFIREと言うのが本来は正解。

 

彼女は

自分の幸せに必要な生活費を把握していて

その確保だけやって

あとは楽しむことだけに

人生を振り切っている。

 

そして

もしもの時には

何とかなる貯蓄や資産をすでに築いている。

 

 

さっきのマイホームと同じだ。

 

FIREしてるから幸せなのではなく

幸せがあってその先に

FIREが続く

 

FIREしても

マイホームがあっても

幸せじゃなかったら(そう言う人はいっぱいいる)

あまり意味ない。

 

なぜなら

Life goes on だから

 

ここ数日の間に

偶然、ふたりの異なるライフスタイルを

見聞きすることになって

 

幸せの価値観も

その先のライフスタイルも

全く違うのに

どこか共通点を感じるのでした。

 

私のこころは

ぽくぽく暖かくなって

 

こんな日は読書だ。

オルガ・トカルチュク著『優しい語り手』

ポチった。

 

 

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