ECPB-227 CBS・ソニーレコード 500円
A面 迷信 B面 スウィート・スウィート・サレンダー
ジェフ・ベック先生が弾いておられるストラトは、このジャケットではラージ・ヘッドのやつなのでござる。ヘッドの小さいやつのほうがかっこいいような気もしますが、これはこれで、またええもんですな。「迷信」はスティーヴィー・ワンダーさんがベック先生のために作ってあげたものを、モータウン・レコードがベック先生のリリースよりも先にスティーヴィーさんのシングルとして発売し、これが大ヒット。先生はえらくご機嫌を損なわれたらしいのですが、仮にスティーヴィーさんの「迷信」が後に出ていたとしても、結果は同じだったでしょう。BBAのハードロックなアレンジももちろん良いのですが、スティーヴィーさんのオリジナルは、もうかっこよすぎて勝負になりまへん。クラヴィネットの前奏からして、もう最高~!ですもんね☆
JET-2168 ビクター音楽産業 500円
A面 迷信 B面 ユーヴ・ゴット・イット・バッド・ガール
B面の「スウィート・スウィート・サレンダー」はドン・ニックスさんのアルバム『Hobos,Heros and Street Corner Clowns』に収録されているバラードで、メロディとコード進行が「アイ・シャル・ビー・リリースト」にどことなく似ちょります。このスタジオ・バージョンはアコースティック・ギターの入った、オリジナルに近いアレンジですが「迷信」、「スウィート・スウィート・サレンダー」共にBBAの73年5月18、19日の大阪公演の実況録音盤『Beck Bogert Appice Live』でのプレイのほうが数段良いだす。トーキング・モジュレイターを使ったユニークなプレイが魅力の「黒猫の叫び」のオリジナルもドン・ニックスさんの『Hobos,Heros and Street Corner Clowns』に入ってますぜ、セニョール&セニョリータ。BBAライブの「スウィート・スウィート・サレンダー」では、緩急自在の見事なフレーズとその構成、絶妙なピッキングとタイミング、どれをとっても素晴らしい天下一品のギター・ソロを聴くことができます。同じ面の3曲目、カーティス・メイフィールドさんの「アイム・ソー・プラウド」の間奏もとろけるよいに甘美。「リヴィン・アローン」や「ホワイ・シュッド・アイ・ケア」などのハードでスピーディーな曲でのベック先生はいいに決まっとりますが、こうしたしっとりじっくり聞かせる曲での先生のギターはまさに『ハートフル・オブ・ソウル』であります。

