2021/09/29

 

 

クイーンルージュ(妃紅堤) 1100円

 

美味しゅうございました。

 

 

信州中野インターチェンジを降りて県道29号 中野豊野線を横切り直進、100数十mくらい進んだ右側にある店。

 

某ホームセンターに行くために中野に向かったわけだが、ついでに農産物直売所に寄る

 

流石に午後すぎると品数は少ない。

 

数少ない中からめぼしいものを物色、昨今の直売所野菜の値付けはいつの間にかスーパーより若干安いくらいの市場調査した値付けパターンが多くなった。

 

昔は100円台が主流であったが、この直売所は基本的にそれに近い値付け(まあ野菜によっては100円台でないものもあるわけだが)で近場にあれば、スーパー感覚で通いたいくらい。

 

この時期はぶどうの販売も盛んであるわけだが、先般、県内限定栽培の新品種『クイーンルージュ』が販売していた。

 

品種名は『長果G11』、長野県の登録商標は『クイーンルージュ®』、中国出荷を見据えての名前は『妃紅堤』、『紅堤』は赤ぶどうで、『青堤』は緑ぶどう。

 

ユニコーン(赤)にシャインマスカット(白)を掛け合わせたもので、名前のクイーンは女王、ルージュはフランス語で赤、口紅から由来しており、公募で決定された。

 

県としては『りんご三兄弟』とともに『ぶどう三姉妹』としてアピールしていくらしい。

 

 

昨今、ぶどうの苗木の流出とともに海外で栽培され日本の農業に大きな損害を被る事態が頻発している。

 

今回の『クイーンルージュ』は長野県のみで栽培可能で、苗木、剪定枝の第三者への譲渡は禁止、海外を含め、県外への持出しは禁止、苗木養成や高接ぎによる自家増殖は原則禁止、苗木本数、増殖した本数の実績報告、違反行為を発見した場合は、長野県か農業協同組合へ報告 と規定を設けている。

 

ちなみに『※遵守事項を守らないなど重大な違反をした場合は契約が解除』という罰則はあるが名前は公表されないし、賠償などは請求されるわけでもない。

 

昔のように掟を破ったものに村八分を課すことなどできないので、金に目がくらんでという農家も出てくる可能性も無きにしもあらず。

 

国家情報レベルの話ではないのだが、海外流出はある意味スパイ行為ではある。

 

農家が守っても農業に従事するものが持ち出すというケースもなくはない。

 

海外からの農業視察や研修、技能実習生という奴隷制度が存在する限り流出の可能性は大いにある。

 

今の時期ぶどう泥棒が頻発しているが、接ぎ木栽培ができるということを考えると、ぶどう枝木泥棒も出てくるかもしれない。

 

はたしてブランドが守られるのか。JAや農林水産省も日本の農業を守るとか日頃謳っている割には、定期的に悲しいニュースが報道される事態となっている。

 

そもそも役人は日本を守るきはサラサラなくて自身の出世や天下り考えるのに精一杯。

 

数年後に苗木が流出、『韓○産クイーンルージュが海外で大人気』とかという未来が見えそう。

 

 

 

まあ、悲しい未来はおいておいてぶどうを食す。

 

出始めや贈答用ではないので粒の大きさもバラバラ、規定サイズや小ぶりの入り混じっている。

 

色は赤紫っぽく、色味でいえば『深蘇芳』だろうか。

 

赤ぶどう系だが味はマスカット寄り、酸味や渋みは控えめで甘い。

 

基本、20%Brixを超える高い糖度で、昨今の果物の甘さ重視の流れを重視した形となっている。

 

シャインマスカットのような香水(イメージ的な意味)な独特な香りなどはない。

 

控えめなマスカットの風味、薄皮で皮はパリッとした食感で実の食感は普通。

 

とにかく甘いぶどうが食べたい人はおすすめ。

 

 

 

 

今の所、出荷数は少ないのでスーパーなのでは見かける機会は少ないだろう。

 

入手しやすいのは農産物直売所、特にぶどう等の生産が盛んな地域では多くあると思う。

 

因みに、長野市の『アグリながぬま』は入荷数は少なく安定しての入荷はないとのこと、中野市の『オランチェ』は午後でも販売していたので、比較的安定して入荷してきている様子。 (9/28現在)

 

 

☆データ 
住所 長野県中野市草間 1543-5
電話 0269-23-5595
営業時間 9:00~17:00
定休日 -
座席 -
駐車場 あり
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