美容室で「白髪染め・カラーでは何を売っているか?」
美容室で「白髪染め・カラーでは何を売っているか?」
小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。
オシャレ染めや白髪染めによって、人は、5歳から10歳若返ります。
まだまだ5年、10年前の白髪がなかった頃に戻る。
その体験をお客さまは求めている。
と言うことは「5歳から10歳の年月を売っている」と考えられます。
お客さまは、あなたの美容室に滞在する時間の中で「染める」という行為にお金を払っているのかといえばそうではなく、本当の欲求は、
「染めた後に得られる時間(若返った時間)が欲しい」
のだと思います。
美容室で「染める」という行為は、あくまでも、その後に得られる時間のための手段でしかないと考えられる。
ですから、チラシやPOPに「サラサラつやつや」と書いてもイマイチ心に響かない。。。ということになります。
そう、心に抱いている、本当の欲求ではないから。
家に帰って、旦那さまに
「おっ、お母さん若くなったんじゃないか?!」
とか、
「お母さん、今度その髪で参観日に来てね!!」
と子どもさんに、言われるように、「若返る体験」にお金を払っているとも考えられる。
そこで、チラシには
『今度のかわいい子どもちゃんの参観日は、7歳若くなって、まわりのお母さんに差をつけてみませんか?』
こんな風に書いてみるのです。
毛染めをして、サラサラツヤツヤも売っているけれど、その奥には、10年という年月も売っているのです。