時事政治ネタをつらつらと…

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こんにちは。

更新がだいぶ滞っていました…。
実はまだテスト期間が続いているんですが、まもなく終わります!
終了後はしっかりと定期的に更新していく予定です。

さて、大学入試改革について。
最近大学関係の記事が多いですが、ご容赦ください(笑)

これは結構前から言われている話ではありますね。

2020年度に大学入試センター試験を廃止して、「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)を始めるというものです。
年に何度か受験することが可能で、今までの一発勝負の問題を回避し、記述式を導入回答はコンピュータで行い、結果は点数ではなくレベル(段階)別に大学に提供というものです。

僕は大反対ですね。

記述式の導入という点についてはいいと思いますが、それ以外はどうかと思います。

特に結果が点数でなくレベル別で提供されること。
1点の争いをなくす、なんて言われていますが、完全に逆効果でしょう。
同時に導入が検討されている「高校基礎学力テスト」(仮称)では10段階のレベル分けだそうですが、こちらは何段階になるのでしょうか。
仮に1000点満点で50段階くらいになったとすると、1段階につき20点ということになります。
1段階=1~20点、2段階=21~40点、3段階=41~60点、…、49段階=961~980点、50段階=981~1000点てな感じです。
もしこうなれば801点の人と800点の人で1段階の差が生まれます。
これは大きいでしょう。
今のセンター試験ですら、1点刻みの争いが繰り広げられています。
781点と800点は同じ扱いなのに、800点と801点は違う扱い、これはよっぽど問題だと思います。

何度か受験可能な点については、確かに受験生が当日体調不良などで全力を発揮できなかったということを防止するためには有効かもしれません。
でもこうなれば一年中受験対策をすることになってしまいます。
そうなれば自ずと中高一貫教育が有利になりますし、受験生にとっては常に受験を意識しないといけないという大きな負担が付きまとうことになるはずです。
問題作成者も採点者も大変でしょうし…。
うーん…。

回答のコンピュータ方式については莫大な導入費用が懸念されます。
今の時代ですから、公平を期すためにおそらく同じ環境のパソコンを容易することが求められるはずです。
パソコンメーカーにとってはいいのかもしれませんが、50万台のパソコンを一斉に導入するとなれば莫大な費用がかかることは予想するまでもありません。
採点は楽になり、人件費が減ることになるかもしれませんが、記述式問題が導入されるということで、そんなに大きな効果もないと思います。

一方、記述式の導入、これは採点の基準や人件費の問題を除けば評価できる点です。
今、多くの大学がセンター試験を利用していますが、私立大学、また一部の国公立大学でも、センター試験の結果だけで合否を判断するといったことが行われています。
僕も私立大学を受験した際、センター試験利用でも出願しましたが、非常にあっけなかったですね。
こんなにあっさりと…という感じで。
特に私立大学においては一般入試ですらマークや記号式の回答がほとんどを占めているところが多いので、本当の学力を測る記述式試験を、大学入試のスタンダードとなる試験で導入することは意味があることだと思います。

今回は以上です。

改革するなら意味のある改革をしてもらいたいですね。
特に大学入試は人の人生を決めるものといっても過言ではありませんので。

では!



 文部科学省が大学入試改革の一環で制度設計を進めている二つの新テストの素案が18日、同省の専門家会議で示された。現行の大学入試センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は「思考力」を重視し、記述式問題を採用。基礎問題が中心の「高校基礎学力テスト(仮称)」は成績を10段階以上のレベル別に表示--などの内容だ。【三木陽介、高木香奈】

 会議の委員からは、レベル別表示が序列化を助長する可能性への懸念が聞かれた。

 素案が示したパソコンを使った解答方式にも技術面や整備費用などクリアすべき課題は多い。

 素案によると、両テストとも現在の中学1年生から対象になる。2020年度から導入する学力評価テストは大学入試の1次試験の位置づけ。センター試験のような選択式問題を残しつつ、問題文の長文化や記述式の解答法も検討する。

 19年度から実施予定の基礎学力テストは高校2、3年生が対象で、出題範囲は主に高校1年で履修する各教科の基礎分野が中心。主目的ではないものの、大学の入試の参考資料に使われることも想定している。

 会議の委員からは「高校生の学力低下は危機的だ。その打開につながる」と新テストを評価する声が出た。

 その一方で、基礎学力テストに関しては「大学に進学しない生徒にとっては、テスト結果がいつまでもつきまとうことにならないか」という懸念も出た。「テスト結果を教える側の改善につなげるべきだ」などの注文もあった。

 また、数十万人規模の受験者を対象に1年間に複数回実施するとなれば、問題の質を維持することや、正確で迅速な採点法の確立も大きな課題になる。素案はパソコンを使ったテスト方式(CBT)の導入を目指すとしたが、パソコンの整備や採点の技術的問題をクリアできるのかが今後の焦点になる。文科省幹部は「受験者の少ない科目から試行導入しながら可能性を探る」と話す。専門家会議は素案を基に議論を進め、年内に報告をまとめる。

(毎日新聞「大学入試改革:新テスト素案 序列化助長、懸念も 『基礎学力』 成績をレベル別表示」2015年6月19日)http://mainichi.jp/shimen/news/20150619ddm012100032000c.html