同じ状況の人たちが隣り合わせで眠る避難所。

一人、または一世帯、

ポツリポツリと、

部屋を借りることができ退去していく人がいる。

または、しかたなく遠くの身内のもとへと

身を寄せることになり退去する人。


自分たちはどうしよう・・・

どうしたらいい・・・

仮設に入れるかな・・・


同じ境遇で「みんな同じ」という安心感もあるが、

自分だけが取り残されたような不安になる。


うちには90歳代のじいちゃんがいる。

足がおぼつかないので、

避難所のトイレまで付き添いが必要。

弟がじいちゃんをトイレに連れて行ったとき、

「殺してくれ」

ポツリと言ったそうだ。


福島の農家の方が自殺したニュースを見た。

死んだほうがまし、と思ってしまうこの絶望感。

現実問題に直面して無い人には到底わからぬ現実。

それが被災地にはある。


うちだけではなく、各世帯の悩みはさまざまで深刻。
心のケア、

相談員、

いのちの電話、

法律相談、

そんなもんでどうにかなる世界じゃないよ。

「何とかしたい」

「できることはある?」

根拠もない思いと言葉、

ありきたりのアドバイス。

そんなことで救われる人はいない。


国はどうするつもり?