ちょっと真面目に。。。。
㉗特攻隊のお兄様方

お兄様方というのは、不特定多数だからです。
そして彼らは美少年というよりも美丈夫と言った方が良いかもしれません。
とにかく格好良いのです。
第二次世界大戦(太平洋戦争)末期、全世界史上でもありえない戦法を日本はとっていました。
特攻、です。
爆弾を積んだ飛行機ごと敵の艦船めがけて突っ込んでいく、自爆機、です。
私がこの特攻隊の事を始めて知ったのは16才の時でした。
鹿児島の知覧という所に、特攻平和会館、という亡くなった特攻隊員たちの遺書や遺影を展示してある施設があります。
そこを16才の時、両親に連れられて初めて訪れました。
その時の、ショック!!!衝撃感!!!
すごかったです。
自分とほぼ同じ年の少年達、または少し年上の青年たちの写真、遺書、日記etc.etc....。
あまりに自分の精神年齢とかけ離れすぎていて。
時代が、環境が、違うといえばそれまでですが、そんな事で片付けられない、片付けてはいけない、もっと知らなければいけない、いや知りたい衝動にかられました。
家に帰っても涙が止まらず、その後数日間、魂が抜けたように惚けたような状態に陥ったのを今でもはっきり覚えています。
この最初に挙げた写真は館内でもパネルになって飾られています。
また、私が初めて買い求めた特攻隊に関する本の表紙にもなっている有名な写真です。
この写真の少年達の平均年齢17歳。
他にも沢山の隊員の方達が特攻作戦で命を落とされています。
そして、皆さんの遺影が、上にも書いた知覧特攻平和会館という所に飾られています。
そのお兄様方の凛々しいこと、清々しいこと、美しいこと!!!!!
セピア色の写真の奥から、みなさん、真直ぐ澄んだ瞳でこちらをじっと見つめておられ、こちらが何も悪いことをしていないのに、なんだか恥ずかしくなってしまうような。
思わず背筋が伸びてしまうような、自分の人生を改めて確認させられてしまうような、そんな凄みがあるのです。
飛行服に縛帯、白マフラーをつけ、暖かそうな飛行帽にメガネ、半長靴という出で立ちの彼ら。
出撃の数時間前に撮られたという写真の中で微笑んでいる彼ら。
美しすぎる。。。。
この笑顔はどこからやってくるのだろう??
一体、どういう精神構造になっているのだろう???
死への旅立ちの前に、どうしてこんなに落ち着いていられるんのだろう????
大日本帝国という国家はどうして彼らにこんなに非人道的な作戦を強いたのだろう?????
私の頭の中は未だに疑問符だらけなのです。
死を覚悟した、いや覚悟せざるを得なかった少年、青年たちの最後のコトバにはどれも圧倒させられます。
魂を揺さぶられる。
戦争はしてはいけないことだと、散々平和授業で教わってきたけど、今までのどんな授業よりも直で本当に繰り返してはいけないと教えてくれた彼ら。
心底から、教育って大事!!って思わせてくれた彼ら。
興味がある方はこちらも見てみて下さい。
いろんな特攻隊員達の画像がスライドショー形式で流れています。
稲葉さんの歌声が画像とマッチしていてまた、素晴らしい

美少年といえば、大人になる一歩手前の中性的な妖しい魅力を携えた線の細い男の子、という何とも耽美なカンジがしますが、彼らはそれとは全くの正反対、かなり男、男した、所謂典型的な日本男児!!です。大正から昭和初期に生まれた世代の魅力とでもいうのでしょうか。
一昔前は、"男女七歳にして席を同じゅうせず”の精神で、今よりもっと男らしさ、女らしさが尊ばれた時代です。そんな時代に育った彼らはいちいち男らしく、強く、頼もしい。一本筋が通っている男気がハンパない!!
けれども、しっかりと礼儀正しく、厳しさの中に優しさをもちゃんと併せもっていると思うのです。
それだけでも十分に格好良い!と思ってしまうのに、そこに特攻隊員としての悲劇が重なって、余計彼らの美しさを際立たせているんだと思います。
彼らにまつわるエピソードはそれこそ星の数程ありますが、その中でもこの動画は是非見て頂きたい!!です。
お時間のある方、どうぞ。
正直、この美少年特集に彼らを入れるか、否か、随分迷ったのですが。。。。
なんだか、不謹慎な気がして。
けれど、館に一歩足を踏み入れたあの日、壁にかけられた何十、何百という瞳から見つめられ、まずとっさに思ったコト。
特攻なんてまだ何も知らなかった私が抱いた素直な感想。
それは、
”なに、この人たち、むっちゃカッコイー”
だったんです。
学校の先輩に対するのと同じように。
あの時写真から感じた、直感的感情が実は一番大事なんじゃないかと。
取り上げないのは私の美意識に反するので。
それから、やっぱり、彼らの事を多くの人に知ってもらいたい。(←って、そんな人気ブログじゃ全然ないけど
)始まりは美少年でもいいから(笑)
ちなみに私は右でも左でもありません。
特攻を美化するつもりもありません。
ただの美しいもの・人好きであります。
そして、美しいもの・人にはものすごく感動する性質であります。
長々と最後までお読みくださり、ありがとうございました。
