ある公判の弁論。
弁護人は、被告人には養わなければいけない家族がいる、被告人は保釈中に会社に勤め始めてまじめに働いている、もし実刑になったら仕事を失い家族も生活できなくなる、などと被告人の更生を強く訴えました。
それって最近あった出来事に似てませんか。
芸人たちが悪いことをして、謝罪会見をした。
しかし、謝罪はしたものの話を会社の事情にすりかえて泣きながら会社を責めた。
そして、後日会社側は芸人たちの会見を受け、社長が会見して一度下された処分は撤回され、周りの芸人やマスコミを巻き込んで、その芸人たちがどの事務所に移籍するとか、会社は今後どうしていくのかなど、完全に会社の問題にすりかわり、芸人たちがやったことは置き去りにされてしまっている。
しかし、自分には芸人たちの会見は謝罪会見というより、子供が泣きながら言い訳しているだけにしか見えなかったし、そもそも悪いのはその芸人たちでしょ、話をすりかえるなよと思いました。
これって、罰(判決や受刑)も受けてないのに、更生更生と騒ぎ立てている被告人や弁護士と似てると思ったのは私だけでしょうか。
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